歌と歌手にまつわる話 |
(97) ローラ・フィジィ Don't
It Make My Brown Eyes Blue (in English) |
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Laura Fygiが10年ぶりに来日とか。彼女がはじめて日本に来たのは確か1992年でした。 ブルーノートがまだ骨董通りの古いハウスの頃です。当時、話題になっていたオランダの歌手でした。ハスキーボイスで、その昔のヘレン・メリルのため息を思い出させるようなセクシー歌手でした。デビュー盤でリバイバルした歌が、”Don't It Make My Brown Eyes Blue”です。 テレ朝通りのDOMINANTというお店の常連のおじさんたちで、セクシーガールを見に行きました。 いや、たまげました。 客席まで下りてきて、男性客の膝の上に座ってしまいました。そして、1曲歌うのです。 有名な女性歌手が数限りなく来ましたが、客の膝の上で歌ったのは、初めて見ました。 |
さて、それから16年たった2008年1月にBlue Noteに来ることになりました。どんなになったか見に行ってきました。 昔とおんなじことをやっていました。ちょっと腰周りが太めになったようですが、髪の毛は短くなっていました。 「昔のヒット曲を覚えているか?」と言って、この歌を歌いだしたのですが、アップテンポで唄いだしました。昔と変わったところ「イメチェン」を見せたかったのだと思いますが、やはり、この歌はアップテンポには合いません。 この歌が好きな人は期待をして来ていたのかもしれませんが、期待はずれに終わってしまいました。 やはり、昔のヒットソングは昔のように唄わないとイメージを損ないます。 ■■■■■■■ |
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ところでこの”Don't It Make My Brown Eyes Blue”という歌は、1977年のカントリーの歌です。Crystal Gayleが歌ってカントリー部門でグラミー賞をとりました。2ビートで歌われるこの歌はカントリーとは誰も思いません。 もう1つ、 Doesn't It ・・・でないところにご注目! したがって、ジャズ関係の人は知らない人が多かったのですが、1991年にローラ・フィジーがカバーして、多くの人の耳に触れることになりました。 この歌の作者はRichard Leighです。⇒ こちら |
Crystal Gayle (1951- ) |