歌と歌手にまつわる話
Story of Songs and Singers

(274) Buffy Sainte-Marie Until It's Time For You To Go


Buffy Sainte-Marie
(1941− )

リトル・マヌエラの生え抜き常連の杉ちゃんが昔から歌って、周りまで憶えてしまった”Until It's Time For You To Go”という歌がある。

作詞・作曲はBuffy Sainte-Marieというカナダ生まれの原住民、つまりインデアンである。これまでいろいろなソングライターに出会ってきたが、原住民とは、これが初めてでびっくりしている。

何ともこの歌のことを調べたり、聴いたりするのは今回が初めてなのだ。

2002年に結成したFemale Jazz Singers(FJS)のレパートリーに3声のコーラスに編曲までしたのだが、元歌を聴くことなしに譜面を書いた。そう、耳から入っていたのは、杉ちゃんの名唱だったのです。

 

 

この歌を知ったのは凡そ25年前、改めて、作者のギターでの弾き語りを聴いたのが今日。

オリジナルを聴いて驚いた。

小難しい話だが、歌のリズムは4分の3拍子だが、譜割りは3連符×3を基本に書いた。杉ちゃんの歌い方がベースになっている。ところが、私がピアノ伴奏では8分の6拍子で弾いた。Buffyの伴奏とまるで同じ形だ。歌う人には難しかったようだ。

2拍3連の連続のごとく感ずるのでしょう。古いメンバーの柚季さんが「みんなが合わない。難しい!」と嘆いた。わかGが女声キーで歌ったお手本がある。

⇒ UNTIL IT'S TIME FOR YOU TO GO

(2019/6/25)


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