ジャズと歴史にまつわる話 History of Jazz |
25年前の創作ミュージカル「ムジカ(MUSIKA)」 |
Facebookでは、しばしば昔の友とチャットが始まったりすることはありませんか? つい先日、大分県津久見出身のピアニスト・佐藤江津っちゃんとメッセンジャーで話し出しました。われわれは25年前の7月に津久見市民会館で公演したミュージカルの出演者なのです。 津久見出身の音楽家で山口豊二という方がいらっしゃいます。私が普段から「お兄ちゃん」と呼んでいる方です。山口さんは広島大学の指揮科の卒業で、ヤマハがエレクトーンを開発したときから、デモンストレーターを養成する学校の校長さんとして長い間務められました。北海道から九州まで全国のヤマハで山口先生のお弟子さんたちが、エレクトーンを演奏しています。
津久見市長の岩崎さんは、町興しのイベントに「創作ミュージカル」をと山口さんに相談を持ちかけ、これが実現することになりました。芸大の菊池雅春氏が作曲、山上路夫氏が主題歌作詞です。豊兄さんの推薦で私がミュージカル俳優やプロ歌手に混じって出演することになりました。こんな面白い経験は二度と出来ません。 この創作ミュージカルは「ムジカ」というタイトルですが、当地の大名だった大友宗麟がキリスト教に改宗し、争いのない理想郷「ムジカ」の建設をしようという、遠藤周作「王の挽歌」を題材にしたものでした。私はザビエルの役をやったのです。 春先から東京でリハーサルが始まりました。公演の1週間前に津久見入りし、毎日リハーサルが続きました。
当時から、江津っちゃんは津久見の少年少女合唱団のピアノ伴奏者でしたが、何年か前には同合唱団の東京公演がありました。久し振りに江津っちゃんの顔を見に行きました。豊兄さんに頼まれて、プログラムの表紙と裏表紙に津久見の景色のイラストを描いたのは私でした。
2014年にサリナの大分ライブ宣伝をFaccebookで出しました。それを江津っちゃんが見て、「チケットをゲットしました」と連絡してきたので、「わたしの名を出して話してごらん」と。江津っちゃんはサリナと仲良くなりました。2018年もサリナは大分に歌いに行ってます。 つい先日、江津っちゃんが25年前の写真を送ってくれました。これだ!
札幌の千波ちゃんにこの写真を送ってやったら、びっくり仰天したようです。 女性3人は、ピアノ、エレクトーン、キーボードの伴奏陣でした。皆、豊兄さんのお弟子さんです。 今日、25年ぶりに留守 晃君をFacebookで見つけてお友達になりました。よく、見つけたものです。それで、ザビエルが新しいページを書いているところです。
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