ジャズと歴史にまつわる話 History of Jazz |
訃報 瀬川昌久 |
|
日本ジャズ界最長老のジャズ評論家、瀬川昌久先生が、本日、2021年12月29日午後3時54分に肺炎のためご逝去されました。享年97歳でした。中川ヨウからの知らせです。「骨折されて以来ベッドでの生活になられたのですが、最後までお優しく、頭脳明晰で、さまざまなご指導をいただきました」と。 ジャズ・ミュージシャンの親睦団体「日本楽友会」の副会長としても、お世話いただきました。歳に不足はありませんが、残念です。 謹んでご報告いたします。R.I.P. (2021/12/29) 葬儀は密葬にて年明けに行うそうです。皆様には後日、「偲ぶ会」を企画いたしますので、その節はよろしくとのことです。 (12/30) |
お別れ会の日時が以下のように決まりましたので、お知らせいたします。 (2022/3/16) |
■ オージーサンズを初めて聴く 遡れば、2002年の東京都社会人ビッグバンド連盟のコンサートにOZSONSがゲストで呼ばれた時、司会者が瀬川先生でした。これが最初の共通のステージでした。 「君たちはPied Pipersのようなサウンドをしていた」とうれしい感想だった。それは、われわれのシグネチュアソングとでも言うべき”I'll Never Smile Again”を歌ったからです。
■ マヌエラさんを囲む会
今は亡きマヌエラさんの著書「上海ラプソディー」の校閲者は瀬川さんで、「マヌエラさんを迎えて」には出席されました。(2002/7/13) ■
帝国ホテルで開催されるリトル・マヌエラの5年毎の周年パーティには、ほとんど常連です。上の写真はそのパーティでのダンシング瀬川さんです。(2006/5/28) ■ ブルーコーツの70年
比較的新しい本「ジャズに情熱をかけた男たち−ブルーコーツの70年」2004を執筆する時、ブルーコーツのメンバーだった小島正雄さんの写真が欲しいと電話がかかってきました。それで、小島 恂に話をして、親爺さんの古い写真を挿入したのです。(2013/4/11) ■ オージーサンズ・コンサート
最初で最後のオージーサンズのコンサートにはご招待です。喜んで聴きにいらっしゃいました。コンサートも終わり、草月ホール・ロビーで一緒にパチリ。(2013/6/15) ■ 日本楽友会総会・懇親会 2016
毎年、開催していたNGK懇親会が2020年、2021年とコロナ禍で開催できなかったのは淋しいことでした。 ■ 原田イサムジャズ大賞
日本楽友会会長の原田イサムさんが「ジャズ大賞」を受賞されました。授賞式での楽友会3役です。最後の写真になりました。(2019/11/10) ■
(2021/12/30) |
撮影:高樹レイ・平賀マリカ・中川ヨウ |
お別れ会で配られた瀬川先生「生涯青春」
後日送られてきた香典返し