歌とミュージシャンにまつわる話
Story of Songs and Musicians


(433) 稲垣佑馬マリンバ・ソロ・リサイタル


↑クリックでpdfファイル

30年前、大分県津久見で開催されたミュージカルのエレクトーン奏者だった稲垣智保の息子、稲垣佑馬が東京でマリンバのリサイタルを開催することになった。

早速、智保ちゃんからの知らせ・・・2025年2月19日、墨田トリフォニーホール(小ホール)・・・久し振りに錦糸町に出かけた。

伴奏者は無く、佑馬君一人だけの演奏会だった。

昔々、慶應幼稚舎出身の木琴奏者、平岡養一の演奏を何度か聴いた記憶がある。小さな木琴しか知らない子供の時代に、ステージのシロフォンは大きくてビックリしたものだった。


平岡養一(1907 - 1981)

平岡さんは青山の南町に住んでいた。私が幼稚舎に通う都電に乗ってくることが度々あった。

佑馬君のリサイタルの終了後、智保ちゃんに「2次会を」と誘われ着いて行った。錦糸町駅前には沢山の飲食店が並んでいるのだが、超満員の店だった。


リサイタル終了後に

2年振りに、松井さんにも会いました。30年前のミュージカルの共演者です。

  

稲垣佑馬:プロフィール

三重県出身。愛知県立明和高等学校音楽科を経て、東京音楽大学音楽学部器楽専攻を卒業。その後アメリカへ渡りさらに研鑽を積む。第18回KOBE国際コンクール入賞。大学在学中より新作初演に積極的に取り組み、室内楽曲を中心に数多くの作品を初演、クラシックにおける打楽器の新たな可能性を模索。ソロマリンバ奏者としての活動を軸に、打楽器奏者としてオーケストラ等への客演、現代音楽を演奏する室内楽の指揮など幅広く活動する。これまでに故石田まり子、故岡田眞理子、藤本隆文、小森邦彦、Robert van Sice、Jeff Sternの各氏に師事。現在、名古屋芸術大学非常勤講師。


稲垣佑馬(1992/3/25− )

(2025/2/19)


  Index       Previous Next