ジャズと歴史にまつわる話 |
原信夫とシャープス&フラッツ・ファイナル |
1951年以来日本のビッグバンドの歴史を築いてきた「原信夫とシャープス&フラッツ」が、2008年11月に上野の東京文化会館でファイナルコンサートを開催しました。これを皮切りに、2009年まで日本全国をコンサート・ツアーすることになっています。その後、2010年に入っても「これが最後」と称するコンサートやレコーディングが続いています。
リーダーの原信夫さんは1926年11月19日の生まれ、24歳の時からシャープス&フラッツをおよそ60年間率いてきたわけです。お疲れ様としか言葉がありません。勲四等旭日小授章を98年に叙勲され、レコード大賞や南里文雄賞など各種の賞を総なめにしてきました。 1人のリーダーがこのように長く続いたバンドは#s&♭s以外にはありません。(2010/7/24) こんな訃報が新聞に出ました。オージーサンズの専属ピアニスト兼アレンジャーの大原江里子のおば様です。江里ちゃんは「塚原のおばさん」と呼び、私たちのコーラスもよく聴いてもらいました。 高齢になってからはその機会も減りましたが、2013年6月のオージーサンズのコンサートには本当に久しぶりでしたが、まり子さんに連れられて聴きに来てくださいました。ご冥福をお祈りいたします。(2015/5/13) 原 信夫「卆壽パーティ」 2016年11月27日、ホテルオークラにおいて90歳を祝う大パーティがありました。まだまだお元気で脚も軽い。久し振りに#&♭のメンバーが復活です。原さんとは深い関係の親子2代のジャズ通のお医者様、赤羽則武先生が世話人となってこのパーティを取り仕切られた。 クロージング・テーマのBlue Flameで記念パーティの幕を閉じました。原さんはWoody Hermanが好きだったのだと思います。
パーティもお開きで原さん一家でお客様のお見送り とも也さん、原さん、まり子さんと並んで (2016/11/27) (2021/6/22) |