ジャズと歴史にまつわる話

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ

Buena Vista Social Club

2010年6月20日頃、アメリカのYahoo Newsに忘れ去れそうな名前が出ていた。ニューヨークを皮切りにアメリカ、ヨーロッパをツアーするというニュースである。オジサンは驚きましたねぇ。

1996年にロサンゼルス出身のギタリスト、ライ・クーダー、Ry Cooder がキューバを訪れ、国外では名も知られぬ昔のミュージシャン達とセッションを行なった。これがきっかけとなって、レコーディングされ97年にCDがリリースされた。これが世界的なヒットとなった。

99年にドキュメンタリー映画「Buena Vista Social Club」が制作され、日本では2000年に公開され、2001年には来日し国際フォーラムを満員にした。

ライ・クーダーという1人のロックのギタリストがキューバの老人ミュージシャンの名を世界中に知らしめてしまったのである。最年長者はコンパイ・セグンドという92歳の元気な爺さんだった。「7人目の子供を作りたい」にはたまげた。

誰が生きているのだろう。ホームページを調べてみると5人のメンバーが亡くなっていた。随時、新しいメンバーを補充してきたようだ。彼らのCDのトップを飾る歌がある。皆さんにはYou Tubeに出ているビデオで紹介しよう。

このクリップの中には映画の場面が沢山出てくるが、オートバイを運転しているのがライ・クーダーである。もちろんステージでもギターを弾いている。この映画は感動的であった。よくぞキューバの老ミュージシャン達の姿と素朴な音楽を残してくれたものだ。同名のDVDがタダみたいな値段でAmazonで売られている。けがれを知らない老天使たちの無邪気で色気たっぷりの歌声を聴いてみるがよい。

このビデオはYou Tubeに投稿されたものでカーネギーホールでのコンサートである。(2010/6)


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