ジャズと小噺
Jazz and Topics

(106)  エラー切手

ひとつ前のページで、シューベルトの切手の検索・編集作業をしていました。

すると、可笑しなことにシューマンの肖像の切手が出てきた。この切手シリーズだ。

 

ところが、背景の譜面は何とシューベルトの「さすらい人の夜の歌」であった。だから、シューベルトの検索で出てきたのだとすると、Yahooの検索プログラムは譜面の内容まで見ているのだろうか?信じられますか?

これは、この切手を1954年に制作したのだが、間違ってシューマンの肖像切手にシューベルトの譜面を使ってしまったという「エラー切手」だったのだ。

当時の東ドイツ政府は、直ちにこのエラーを修正して、新しいシューマン切手を制作発売した。これだ。

 

新しい切手では、背景の譜面はシューマンの「月の夜」になっている。

切手収集家の世界では、「エラー切手」の方が2倍程度値段が高いのだそうだ。珍しい「エラー切手」のお話でした。

この話は、わたしの切手話の切っ掛けとなった「音楽切手」の先生・阿波田尚君が、私がシューベルトのページに、このエラー切手を掲載してるのを見つけて、エラー切手の解説してくれたのです。

そこで、間違いのシューマン切手は削除して、本ページを書いたのです。

イヤー、こんな話は書こうと思って書ける話ではありません。


阿波田 尚君

彼は高校の楽友会からの後輩です。わか爺さんの18歳程下の若者です。

(2023/8/6)


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