歌と歌手にまつわる話 Story of Songs and Singers |
(214) ”First Call Guitarist” Barney Kessel |
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バーニー・ケッセルを最も尊敬する日本人ギターリストに田辺充邦君がいる。彼は自分のホームページに”Barney's Tune”というタイトルを付けているくらいだ。 わたしがバーニー・ケッセルの名前を知ったのは、Four Freshmenの古いレコードでギター伴奏者は大体がバーニーだったからだ。半世紀以上前の話だ。 レコードを出すとき、スタジオにどんなミュージシャンを呼ぶかには大変な神経を使う。一夜のライブだったらその時だけでお終いだが、レコードとなると後世まで残る。 スタジオ録音に、最初に声がかかるミュージシャンを”First Call” ミュージシャンと呼ぶが、ケッセルはFirst Call Guitaristだったのである。 Four Freshmenはギターはバーニー兄さんに任せたのだ。 |
4代目のフォー・フレッシュメンでギターを巧みに弾きながら歌っていたBill Comstockが先日他界した。それで引っ張り出したのがFFの古いレコードだった。それでバーニー・ケッセルを思い出した。このページはBillが書かせたものだ。 日本にもFirst Call Guitaristがいたのをご存知ですか?斉藤 功という演歌ギターの名人です。旧友、森サカエのディナーショーで初めて聴き感動しました。 (2016/11/25) |