歌と歌手にまつわる話 |
(22) 失恋を回顧するのは
It
Was A Very Good Year (English version) |
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あまりにも寂しい歌なのですが、自分の人生もワインで言えばヴィンテージ、そんな歳になった男が我が恋をふりかえり、「あの年はいい年だった」と唄うのです。
17歳のとき、21歳のとき、そして35歳のとき、すべて叶わぬ恋だったのです。想い出とは美しいものなのです。Ervin Drakeというカントリーのソングライターが61年に書いた歌です。 人が自分の社会で頂上を極めた時、ふと回りを見回すと自分一人、誰もいません。孤峰富士ということです。風当たりも厳しいことでしょう。 |
きっとシナトラは歌手として頂上を極め、歌の世界でも、家庭的にも精神的には一人ぼっちだったのだろうと思います。ですから、シナトラはこの歌を好んで唄ったのでしょう。人生の歌として・・・ ◆ ◆ ◆ ◆ |
後日談((2011/2/19) この歌にまつわる話の続きが ⇒ Ervin Drakeに ◆ ◆ ◆ ◆ |