歌をつくる人にまつわる話 The Story of Songwriters |
(31) Bobby Troup Route 66! |
Bobby Troup(1918-1999) |
ルート66というのは、シカゴからロサンゼルスまでの国道66号線の事です。このルート上の都市を歌いこんだブルース仕立ての軽快な歌が”Route 66!”というわけです。 Bobby Troupの1946年の作です。ナット・キング・コールがその年にレコーディングしています。しかし、誰もが知るようになったのは60年代に、同名のテレビ番組が放送されてからのことです。 |
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女優のジュリー・ロンドンの旦那さんで、彼女に歌を唄わせて大ヒットとなる”Cry Me A River”をプロデュースしています。ジュリーはボビーの翌年に追うようにして亡くなりました。 70年代ころから俳優もやっています。ジュリーに引きずられてのことだと思います。 |
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いくつかのヒットソングを書いていますが、それらの中で私が好きな歌が2曲あります。 一つは”Girl Talk”の作詞です。もう一つは”Their Hearts Were Full of Spring”の作曲です。いずれもFour Freshmenが素晴らしいアレンジとコーラスを聴かせます。 後者はアカペラで歌われるのですが、バーバーショップの連中もレパートリーに入れて唄っています。ジャズのコーラスとバーバーショップのコーラスとは、同じアレンジで唄っても雰囲気が違うものに聞こえます。 このネクタイはルート66、From Chicago To L.A.のロードマップです。今は売っていません。1998/10 |