ジャズと歴史にまつわる話 |
前田憲男とWind Breakers30周年 |
前田憲男とウィンドブレイカーズは1980年に日本のトッププレーヤーを集めて結成されました。爾来30年、今晩は30周年の記念ライブが六本木のSTB 139で開催されました。 前田さんのお気に入りレギュラー・ドラマーだった故石松 元の弟は四ツ谷で「凡」という広島お好み焼きやの主人ですが若い頃はダン池田とニューブリードのメンバーでした。 先日、「凡」に食べに行ったとき、「ウィンドブレイカーズの30周年ライブがあるから」と言われて、予約をしておいてくれました。 トロンボーンの西山さんがキップを用意してくれて、バンド関係者受付のテーブルに置いてありました。 御大の前田憲男さんとは奇妙な関係があります。ある日、私のところに「前田憲男でございます」とメールを書いてくれたのです。 |
私が10何年来書き続けているJazz Siteを見てのことです。何と私のところに、グッドマン楽団のクロージング・テーマのGOOD BYEに関わる質問状だったのです。 いろいろ資料を調査して前田さんには回答をしました。それがきっかけだったのですが、その8ヵ月後に前田さんがリトルマヌエラに現れたのです。それが初対面ということになりました。2人でびっくりし合いました。 毎年、サントリー大ホールで羽田健太郎と佐藤允彦と3人で開催した「トリプル・ピアノ」は欠かさず聴きに行ったものです。一度はリハーサル中に羽健さんが大好きだった「凡」の広島お好み焼きを石松 満と2人で届けてやったことがあります。羽健さんは四ツ谷のお店でよく会いました。トランペットの数原 晋もよく来ていました。 羽健さんが亡くなってから、前田さんは寂しがっているように見えてなりません。 (2010/11/30) ■ ■ ■ ■ ■ 前田憲男さんやWind Breakersのページがあります。 ■ ■ ■ ■ ■ |