歌と歌手にまつわる話
Story of Songs and Singers

(190) Sonny Rollins St. Thomas


Sonny Rollins(1930- )

ジャズ好きの1年先輩、白石恵一さんはテナーサックスのベテラン奏者である。昔から”St. Thomas”はことある毎に吹いてきた。


Keiichi Shiraishi

この曲はソニー・ロリンズのオリジナルで代表曲でもあるのだが、本を辿ればイングランド・リンカンシャー州に伝わる古い民謡”The Lincolnshire Poacher”である。

この歌がカリブ海のヴァージン諸島に伝わり童謡になったのだという。ヴァージン諸島St. Thomas島出身のロリンズの母親が息子に歌って聞かせたものである。

 

ロリンズは1956年レコーディングのアルバム「Saxophone Colossus」の中でSt. Thomasを演奏し、一躍有名になった。ロリンズは母親の歌のお蔭で、サックスの巨人と呼ばれるまでになったのだ。

世の母親たちよ、あなたのお子さんにいい歌を歌って聴かせなさい。いいものを食べさせなさい。そして、いい感性を育ててあげなさい。環境が大切なのです。人間の感性とは子供のころから育ちます。それで、あなたのお子さんが豊かな人生が送れたらこんないいことはありません。

小さい子にゲーム機を与えると大人しくなり必死に遊びます。親は助かります。そして、創造性のない論理的思考のできない人間になります。お忘れなく。(2015/9/14)

 


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