2013年から5年9か月に亘ったハノイ駐在も、先々月(9月)末で終え、無事帰国しました。
2009年に前職の日揮で、これも会社立ち上げの為に一年間駐在したのと併せると、合計6年9か月のハノイ生活となりました。
今回は、日揮退職の後移った、某工業計器メーカーのベトナム子会社の設立がタスクでしたが、会社の設立(投資の許可の取得)、工場用地の取得と工場の設計・建設、従業員の雇用と教育、生産設備の導入と稼働、材料の輸入から組み立てと輸出までと、ほぼ一人でしたが無事一通りのプロセスを確立し、次期メンバーに引き継いでの帰国となりました。
この間、楽友会では、斉藤先輩・淳子(福井)さん・ヨーチン(杉原さん)・それと川村君がハノイを訪問してくれました。
オペラハウス
ハノイは、東南アジア諸国の都市と比べると治安が良く、バイクによる事故やひったくり、それとスリと痴漢を除けば、重大な犯罪はほぼ有りませんし、マラリアやデング熱のような重篤な風土病も有りません。ほかの東南アジアの国々では、ジャカルタでもクアラルンプールでもマニラでも、一人では昼間でもその辺を歩き回るのは危険で、どこに行くにもドライバーかメイドについて来てもらわなければなりませんがハノイでは家内が夜一人でローカルバスであちこち出かけても何も起きません。
日本人学校(小中)も有りますし、病院も完備していますので、家族ぐるみで駐在するには、シンガポールと並んで極めて安心な都会です。最近は、日本料理屋も沢山出来ましたし、イーオンのような大きな近代的モールもあちこちに出来て日本の食材の入手も便利になり、単身赴任でも全く困らないようになりました。
ただ、小さな街ですから、すぐに「行くところが無くなってしまう」のが欠点でしょうか。
ハノイからは、カッパさんに作ってもらった「SUEのエッセー」という僕のページで、2010年からハノイの風物や音楽事情を報告しています。
現在57編までとなっていますし、アクセスして下さった方の数も有り難い事に7200に迫っています。
本屋さんで売っているその辺の「ハノイ案内書」よりも、現地事情を反映した情報が入っていると思いますので、「ハノイに行って見ようかな」と言う皆さまは、「SUEのエッセー」をぜひ覗いてみて下さい。
ちなみに、ハノイまでには7-8万円の安ツアーも有るようですよ。
では。(2018/11/4)
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