SUEのエッセー

ハノイの街角より

新しいハノイとふるいハノイ


ハノイは、今、急激に変貌をとげつつある街です。

都心から車で30分程走れば、(イ・オンなどの)新しいショッピングモールがどんどん出来ていますし、郊外では、高層のビルがあちこちで建設中。写真は小生が住んでいる59階のコンドミニアムからの、一望です。この辺はハノイ市の西の外れに位置していますが、ご覧のように新しいビルやアパートが次々と建ち並んでいます。

今年、日本のODAで、新しい国際空港がオープンし、これも又日本のODAで、片道3車線のハイウェイが、ハノイの街まで出来上がり、アクセスが大変便利になりました。

片や、古いハノイもあちこちに残されていて、ハノイを訪問される方々は、もしかすると昭和30年代の東京を思い出されるかも知れません。

ハノイ市の中心部にあるホアンキエム湖の北側には、「旧市街」と呼ばれる一角が残されています。

ここに入り込むと、道の両側に、間口一間から二間ほどの店がぎっしりとひしめいていて、観光客には楽しい街が待っています。

各々の通りには、その通りで売っている商品の名前が付いていて、例えば、Hang(通り) Gai(絹)(ハン・ガイ通り)は、ショールやらパジャマやらブラウスやらネクタイやらの絹製品のお店が、Hang Bac (銀) (ハン・バック)通りは、銀製品や宝石やアクセサリー屋が、並んでいます。下の写真がそのハン・バック通りの様子です。

また、ハノイには服を縫製する店がたくさん有って、自分の気に入っている服を持ち込んで、好きな生地を選べば、その生地で全く同じ寸法の服を作ってくれます。

一寸「旧市街」からは外れますが、ファブリック・ストリート(生地通り)と呼ばれる通りには、生地を売る店と縫製屋が並んでいて、ご自分のお気に入りの高級ブランドの洋服(ブラウスだろうがパンツだろうがワンピースだろうが)を持ち込むと、(安い)生地代+数千円で、全く同じものを作ってくれます。

写真は家内がよく行く、お気に入りの店の様子です。

皆さまも、ハノイまでアクセサリーをお求めに、又は、お洋服を作りに、いらっしゃいませんか?

(2015/9/14・末続)


カッパさん、

「面白ぇ」かどうかは分からないけど、
ハノイの街角より  新しいハノイと旧(ふる)いハノイ
と、書いてみた。
まあ、「暇つぶしにはなるか」と思ったら、載せて下さい。

「もう一寸格調高いのを書け」と言われるのなら、もう一寸考える。
まあ、「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」と思うのだったら、採用して下さいな。

では。
「第九」に「ヒーコラ」している末より。