ジャズと歴史にまつわる話 History of Jazz |
幻のモカンボセッション 守安祥太郎 | ||
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昭和20年代の終わりごろ、横浜伊勢佐木町にモカンボというクラブがあり、戦後のジャズ・ミュージシャンが集まったという。わたしは中学1,2年の頃で知る由もない。 守安祥太郎は慶應出身で社会人になってからジャズピアニストになったという。当時のBe-Bopの先駆者でリーダー的存在だった。 夕べ「思い出した」と言って、一年兄ちゃんの白石さんから「モカンボセッション54のCDを持ってるか?貸そうか?」とメールが来た。守安祥太郎は31歳の時、目黒駅で飛び込み自殺をして、彼のレコードや音源はほとんど残っていない。その30分前まで、渋谷のデュエットにいたのだそうだ。 唯一、1954年のモカンボで2晩続けて行われた夜中のセッションの録音がレコード化されたものが残っているだけです。そこで「幻のヒストリックモカンボセッション」と呼ばれます。 この旧いLPの再発CDがオークションで3万円とか5万円とか・・・まぼろし! |
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守安祥太郎 (p) (2016/10/9) 秋吉敏子(1929/12/12- )がコンサートに来日しました。93歳で現役です。後輩の中川ヨウがFBに写真を上げてくれました。NYに一人で帰るのだそうです。
秋吉敏子の旦那はルー・タバキン(1940- )ですが、90年代後半に今はない西麻布INDIGOに遊びに来たことを思い出しました。 (2023/6/22) |