ジャズと小噺
Jazz and Topics

(35) 槇みちる日刊ゲンダイDIGITALに

オージーサンズの大親友・槇みちるの記事が「日刊ゲンダイDIGITAL」に、10月3日(月)9時26分配信された。 きよGが見つけてすぐに連絡をくれた。話題の人でもない槇みちるの取材記事とは珍しいの一語だ。そこで、その保存版として、このページを作成しておく。

元アイドル槇みちるさん 引退後に関わったCMソングは2000曲

1966年の大ヒット曲で、おネエタレントのミッツ・マングローブがカバーして話題になった「若いってすばらしい」。歌っていたのは槇みちるさん。のびやかな歌声とミニスカートが似合う健康美で、アイドル歌手のハシリといわれたが、わずか4年で引退してしまった。槇さん、今どうしているのか。

 レコーディングは職人技

「今は自宅でボーカル・アドバイザーをやっています。歌手志望の女の子もいますが、定年後に、昔やりたかった歌を本格的に習いたいという方も結構いらっしゃるんですよ」

都内は経堂のファミレスで会った槇さん、笑顔でこう言った。

「本業はスタジオミュージシャンです。CMやイベント会場などで使われるコーラス曲をレコーディングするんです。スタジオ入りして譜面を渡されたら、1時間ほどで本番。ディレクターから要求される音を理解して、尺の長さもコンマ何秒単位できっちり仕上げるわけですから、ほとんど職人技といっていいでしょうね。もっとも、バブルのころは月に2本はあった仕事も今は年に数本に減っちゃいましたね」

これまで携わったCMは2000曲以上。

「AGF、積水ハウス、コカ・コーラ、ムーニーマンなど数えきれない。自分でもテレビを見ていて『あっ、私の声だ』って気づくことも多いです。あと、東京ディズニーランドの園内音楽や大阪花の万博など大イベントのテーマソングなどにソロやコーラスで参加しました」

さて、槇さんは大阪生まれ。叔母が内緒でラジオの音楽番組に応募し、史上最年少の6歳で合格した。16歳で渡辺プロにスカウトされ上京。「若いってすばらしい」はもともと、NHKテレビ「若い十代」の“今月のテーマソング”だった。

「当時の私はミニスカートにブーツ姿。元気ハツラツを絵に描いたような女の子でしたから、私のイメージがそのまま詞になったのだと思います」

 結婚を機に芸能界を引退

しかし、歌のヒットとは裏腹に槇さんの気持ちは芸能界から離れていく。

「ジャズが好きでアメリカのバークリー音楽大学に留学したかったのに、司会やドラマの仕事が多くなり、アイドル扱いの芸能界をやめたくてやめたくて。そんなときに出会った男性と結婚。芸能界を引退したんです」

しかし、わずか1年半で離婚。その後はスタジオミュージシャンとして活動を再開する。76年にCM音楽プロデューサーと再婚。2人の女の子をもうけたが、次女がお腹にいるとき、夫が病にかかり、5年後に39歳で亡くなった。

「大腸がんだったのですが、偶然、私も同じ病気になっちゃって。幸い早期発見だったので、今では元気すぎるほど元気です」

長女は「ひらけ!ポンキッキ」で「おっぱいがいっぱい」「ねむねむのひつじ」などを歌った元童謡歌手のぶんけかな。

「今は主婦業をしてますが、カラオケでは配信曲が私より娘の方が多いんですよ。次女は子どものころから料理が好きで、今は商社で創作料理の開発を担当しています」

音楽仲間がつけた槇さんのあだ名は、本名の真理子をもじった「マリ太郎」。

「昔から男まさりというか、理不尽なことが許せないタチ。電車の中で化粧してる人やイチャイチャしてるカップルを見ると、つい『みっともないからやめなさい』って注意しちゃう。こんな性格だから芸能界でうまく世渡りできなかったんでしょうね、ハハハ」

年に1回、本格的なコンサートを開くほか、音楽仲間のステージにゲスト出演することが多い。

都内のマンションに次女と2人暮らし。

注) 本人からのメールで、取材時期は3か月ほど前らしい。次女も独立し、今は独り暮らし中。都内マンションなんていい加減。(2016/10/3)

 



オージーサンズ・コンサート 草月ホール 201
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