歌と歌手にまつわる話

(172) マーサ三宅60周年 Gloomy Sunday


毎日新聞夕刊 2014/12/18

 

前ページで古い歌手森サカエのディナーショー題材に書いたばかりだ。サカエさんは来年が55周年とか言っていた。タイミングよくマーサの60周年の記事が毎日新聞夕刊に掲載された。記者は例の川崎 浩である。おー、「写真も」と書いてある。サリナ・ジョーンズのインタビューでは藤原さんという女性カメラマンがついて行ったのに。

マーサは日本での女性ジャス歌手の草分けでもあるし、お局でもある。

さて、川崎は「グルーミー・サンデー」がシャンソンだと書いている。またもや嘘を書いている。この歌がハンガリーで1933年に発表されヒットした。それがフランスに入ってダミアが1936年にフランス語で歌ってシャンソンと誤解されるようになったのだ。

日本では淡谷のり子をはじめ越路吹雪や戸川昌子などシャンソン歌手が歌っているので、日本でもシャンソンだと思うらしい。

この歌を聴いたものが大勢自殺をしているという話が広がり、作者自身も自殺したといわれる。自殺ソングとして有名になった奇妙な歌だ。

私は最初はカーメン・マックレーの英語の歌を聴いてこの歌を覚えた。後にビリー・ホリデーを聴いた。まあ、暗くて暗くて人が聴いて喜ぶ歌でもないし、楽しくもならない。まことに不思議ないい歌を書いたものだ。Carmen McRaeとGloomy Sundayのページがあります。⇒ こちら

川崎 浩が嘘っぱちを書いている別の毎日新聞を紹介しよう。⇒ こちら (2014/12/18)

 

⇒ 服部のり子のトニー・ベネット90歳の記事 (201612/22)


わたしは毎日新聞の悪口をわざわざ書いているのではありません。川崎がマヌエラに来ているのにたまたま出っくわしたことがありました。でっけえ面して、でっけえ声で偉そうに話してましたよ。あとで「あれは誰だ?」と聞いたら、川崎でした。吉川美代子の記事を書いた前後の頃です。

私が5年生の時(昭和26年)、毎日新聞社に見学に連れて行かれました。川崎なんて生まれてもいません。当時は有楽町に東京本社がありました。4年生の森桂君の父上が同社の重役で見学に招いてくれたのです。田中先生と桑原先生が引率です。


田中先生  高野 明  若山邦紘  荒木宏一


毎日新聞社屋上で(4年生から6年生まで) 1951年


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