早口で半分くらいしか聞き取れないような歌詞です。何て歌っているかわからない、とゲストブックに書き込みました。すると彼女のライブで私たちと会って話をしたことも覚えていて、その日のうちにメールで歌詞を送ってくれました。歌を聴きながら歌詞を目で追っても追いつかないくらいのものです。いやー、驚きました。
50年ほど前のことです。Eddie
Jeffersonという男が、こともあろうにJames Moody(ts)の吹く"I'm In The
Mood For Love"のソロのピースに歌詞をつけてしまったのです。これをKing Pleasureが唄い"Moody's
Mood For Love"ともじったタイトルをつけてヒットしました。それをJanetは"There
I Go Again"というタイトルで唄っていますが絶品です。
このような歌を"Vocalese"と呼ぶようになりました。ジャネットの口もとはやわらかく、いとも軽やかに動きます。こわばった唇では唄えっこありません。
現在はオーストラリアでCDが制作販売されていますが、このたび徳間ジャパンからPeggy Leeの唄った曲を集めて"Don't
Smoke In Bed"というタイトルのCDがリリースされます。これで日本でも彼女の名前が知れ渡るようになることでしょう。じつに愉快です。
2003年11月には、ニューヨーク&日本ツアーのスケジュールが入っています。