こんな写真が出て来ました。2000年に撮影されたものです。歴史的フォト「A Great Day In Harlem 1958」を真似して、NAMM Music Historianと呼ばれるDan Del Fiorentinoが、ミュージシャンをCarlsbad, CAにあるNAMM本社の前に集めたという。

Dan Del Fiorentino

NAMM showという催しがある。カリフォルニア、アナハイムで毎年1月に開かれる世界最大規模の楽器見本市のことを指す。もともとは「National Association of Music Merchants」の略であったが、現在では「NAMM」が正式名称とのこと。その起源は古く、1901年にNAPDA（Natinal Association of Piano Dealers of America）が創設され、ニューヨークで始まった。1920年からNAMM Conventionとなった。現在はNAMM Showとなっている。

こんな話はこの度、初めてネットサーフィン中に見つけてしまった。1ページ書かなくてはならなくなった。

真ん中に真っ白の服を着て座っているお爺さんは何度も来日したJames Moodyで、2003年来日の時に会って話をし、持って行った若い頃の写真にサインしてもらいました。あとは、隣のハットをかぶっている爺さんChubby Jacksonくらいしか知りません。

写真を改めて見ると、椅子席真ん中の２人は偉そうに見えませんか？ムーディの隣りから、Herb JeffriesとLarry Linkinの２人です。

Herb Jeffries(1913-2014)	Larry Linkin(1939-　)

Herb Jeffriesは1913年生まれ、シナトラの２歳上、2014年に100歳で死去しました。Duke Ellington楽団やEarl Hines楽団で歌った歌手で、亡くなるまでは唯一の生き残りだった人です。Earl Hinesは、1931年にHerb Jeffriesを雇い入れたということです。

Larry Linkinは何と1980年からNAMMのPresidentだった人物とのこと。クラリネット奏者としてカーネギー・ホールをはじめ、世界中でソロ・コンサートを開いて来たのだそうだ。バークリー音楽大学他から名誉音楽博士号まで授与されている。彼が吹いているクラリネットは、Buckun CG Carbonという高級品で、買うと２００万位する。2017年7月の記事で77歳と書かれているので、1939年か1940年生まれと推察される。

⇒　NAMM Show 2020

（2020/8/19）

1. Amber Whitlock　
2. Robin Adler　
3. Lee O’Connor (1923-2009)　　
4. Bobby Gordon (1941-2013)　
5. Joe Azarello　
6. Hollis Gentry　
7. Bobby Byne 　
8. Duncan Moore 　
9. Carl Janelli 　
10. Daniel Papaila 　
11. Bob Boss 　
12. Leo Adelman 　
13. Cath Eckert 　
14. Johnny Ace Harris 　
15. Bob Finch 　
16. John Ironman Harris 　
17. Gunnar Biggs 　
18. Jack Wheaton 　
19. Tom Azarello 　
20. Bruce Cameron 　

わたしがこのフォトを見つけたサイトです。

⇒　”A Great Day In Harlem”＆”A Great Day In San Diego”

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