春のオルフェアンズ2004

長尾正士とThe Orpheansは70年の歴史を持つジャズバンドです。1998年に長尾さんの呼びかけで復活しました。それ以来、豪勢で古き時代を思わせるジャズ・ディナーパーティを開催してきました。

昨年の3月にリーダーの長尾さんが急逝されて一抹の寂しさを残しながら、昨年に続いて春のオルフェアンズがウェスティン東京で開かれました。

今回はオージーサンズも出演することになりました。

The Oz Sons, 2004.4.12 at The Westin Tokyo
当夜は、”Paper Doll”と”Day by Day”の2曲を唄いました。
フルバンドで唄うのがわれわれは大好きです。
サウンドもあります・・・こちら

このパーティの世話人、つまり主催者の3人です。

一番右は長尾さん(故長尾正士さんの子息)で、今回、われわれをステージに引きずり出したJazz仲間です。

司会はジャズ大好きアナウンサー、鈴木治彦アナです。

こういうパーティの司会の重要さがよくわかります。

気持ちがよかったです。

オージーサンズを99年に大舞台に上らせたのがスリー・グレイセスです。

オルフェアンズとは極々近しい関係から、必ず出演してくれます。ハンコ(白鳥華子)は長尾正士さんの姪ですし、長尾さんと小島正雄さんが、結成したビッグバンドがブルーコーツですし、グレイセスの育ての親が小島さんだったのです。

後ろのテナーサクス奏者は芦田ヤスシさんです。芦田さんはわれわれが”Paper Doll”を歌うというので、ミルスが40年以上も前に来日したときの写真をわざわざ持ってきてくれました。

  

犬丸さんも珍しく、多分はじめてでしょう、遊びに来てくれましたし、大伴さん夫妻もダンスなどしていますが、お得意の”I Left My Heart In San Francisco”も唄ってくれました。

今年84歳になる芝小路豊和さんはオルフェアンズの専属歌手として若々しい美声を聴かせてくれます。

この女性は森永節子さん、熊本City FMのパーソナリティでパーティの知らせをしたら、飛んできました。オルフェアンズの熱狂的ファンなのです。

森永さんはオージーサンズのコーラスをを番組の中でON AIRしてしまったと言う関係で、連絡を取り合っていたのですが、今度、初めてご対面ということになりました。

お互いに写真では顔を知っていましたが、東京に来る前の日に髪を短くしてしまったのでびっくりしました。

隣はニューヨークから駆けつけた後輩のTODOSです。

これでも唄う前は食べ過ぎないように、飲み過ぎないように気を遣うのですよ。

唄ったあとは、よく食べ、よく飲んでご機嫌になります。

オルフェアンズサイト: http://homepage3.nifty.com/orpheans1/ (閉鎖中)