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2003年の12月に「婦人の友社」から、

いい年したオジサンのグループが、多忙な本業の合間を縫って素人ながら嬉々としてジャズコーラス活動を続けている。同年代の人達や高齢化社会にとって、年をとっても趣味を続けていることは若さを保つ秘訣で明るい話題だ。

と取材の申し入れがありました。「年が明けたら、どこかの土曜日の晩に」といって引き受けてしまいました。

それから何日もたたないうちに、今度は「毎日新聞社」からの取材の打診です。いい事も悪いことも続くものなのですね。毎日新聞では”PLATA”という、折込みの季刊のシルバー向けタブロイド紙があるのだそうです。

興味を持ってもらっただけでもありがたい話ですが、メンバー全員が集まってということになりますから、同じ日にやってもらおうと言うことになりました。何しろ仙台に転勤中のメンバーが一人いますから。

両社は、このわがままなお願いにも快諾していただきました。2004年1月24日に神楽坂「もりのいえ」で集まることになりました。

当日は、それぞれカメラマン、いやカメラウーマンを伴って、と賑やかになりました。
 

最初は毎日新聞社、新プロジェクト準備室長、社長室委員の赤司正文氏によるインタビューから始まりです。

「プロを目指しているのですか?」

口をそろえて「毛頭ありません」

オージーサンズは、お金を払って唄っているのです。

「ギャラをもらったことあります?」

「お車代としてはあります」

てな会話が続きます。そこにきよGが仙台から駆けつけてきました。思ったより早く飛び出てきてくれたのです。

そうしている間に、婦人の友社ご一行様も、もりのいえに到着してきました。赤司さんのインタビューをうしろで盗み聞きしています。

婦人の友社のインタビュワーはうら若き小林恵子さんです。

今夜は雑誌記者です。

彼女はオージーサンズのことはよく知っているのです。もう、知り合って丸4年、5年目になります。オージーサンズの大事な友達です。

恵子さんは「オージーサンズの歌は温かいのよね」と、いつも言ってくれます。最高の賛辞です。

彼女の上司、婦人の友社「明日の友」編集長、加藤珠子さんもオージーサンズのコーラスを聴いてみたいといって来てくれました。喜んでもらえたそうです。

   

写真撮影です。なかなかの大仕掛けでしょ。オージーサンズ一家の鈴木史子もいつの間にか合流です。

この記事は2004年4月のはじめに「明日の友」、下旬に「PLATA」に出るのだそうです。本当に出るのかいささか心配になってきました。「大して面白くねぇから没にしよう」なんて。

以上は取材の取材でした。

・・・・・今日は4月3日、恵子ちゃんから刷りたての「婦人の友」2004年4・5月号 No.149が送られてきました。

4月24日(土)”PLATA”が「毎日新聞」朝刊と一緒に配達されて来ました。後日、赤司さんからも届きました。

やっぱりね。このページが出来て翌日の夜半のことです。(2004/1/25)

熊本City FMのパーソナリティ森永節子さんは、オージーサンズのファンになって、自分の番組でオージーサンズのコーラスを放送してしまった世にも不思議なな方ですが、生で聴いてくれたことがありません。ちょうど、4月12日にThe Orpheansのパーティにオージーサンズも唄うことに決まったものですから、一度出てこないかと誘いをかけたところ、

絶対に参りましょう!!!   
  こんな機会をまたまた逃しているようでは、どうしようもない、ですね。
これは、九州の田舎町からすっ飛んで参ります。

で、当日は皆様へのチッチャなローカル局のインタビューなどは
畏れ多い・・・とは存じますが、何卒何卒宜しくお願い致します。

どうか全くの我儘ですが、森永はそのライブの表裏!まるごと特集したいです。
頂いた大切なCDと皆様ぜ〜〜んぶ、お客様まで失礼のないように
お話伺って構成できましたら、どんなにか楽しいでしょう。

森永節子
 

てな森永流家元のメールがすぐに飛び込んできました。言っていたとおり、今年はオージーサンズ取材の年なのです。

森永さんはオルフェアンズのことも、ご自分のサイトで詳しく書いていますし、とくにオールド専属歌手、芝小路豊和さんの大ファンなのです。当日は森永さん、舞い上がってしまうのではないでしょうか。

オルフェアンズといっても知らない方がほとんどでしょう。知らなくても恥にはなりません。70年も前に長尾正士さんという日本のジャズの草分けが当時の大学生を集めて作ったジャズバンドです。このバンドが母体となって、戦後ブルーコーツが出来たのです。それが、98年に「長尾正士とThe Orpheans」は再編成され復活したのですが、当時のメンバーの一部の方が存命中で参加しています。80代、90代に近い若者が居るのです。残念ながら、昨2003年3月に長尾さんは91歳で亡くなりました。

オルフェアンズのパーティは230名を越すジャズファンを集めて大盛況のうちに開かれました。そのパーティの模様はこちら

前日には、森永さんは上京されました。わかG宅でメンバー4人と専属ピアニストの大原さんが集まり、長時間のインタビューを録音して行きました。熊本市の皆さん、5月には「夕方フレンド」で放送されます。残念ながら東京では聴くことが出来ません。

わかGは、取材の3日後に早々と某新聞から毎日新聞に切り替えてしまいました。でも、某新聞社には小学校から大学までの後輩が居たのです。今、思い出しました。どうしよう。

天の声「お前が黙っていりゃあ、わからんだろう」