歌と歌手にまつわる話 |
(148) ホイットニー・ヒューストン死亡 I Will Always Love You |
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ホイットニー・ヒューストンがロサンゼルスのホテルで死亡していたというニュースが駆け巡っている。 2012年2月11日、紀元節のことである。48歳だった。死因については公表されていないが、コカインを飲んで風呂に入ったということ。溺死だ。 われわれは80年代の半ばに”Saving All My Love For
You”を人が真似て歌うのをよく聴いたものだ。90年代の始め頃に”I Will Always Love You”をよく聴いた。ディオンヌ・ワーウィックの従妹ということで、おじさんたちの間では「なるほど血は争えない」と言われたものだが、マライア・キャリーと人気を分けていたようだった。 |
耳にはしたが、爺さんは彼女のヒット曲は一度も歌ったことがない。小節が慣れない者には無理なのだ。90年代の前半頃までが絶頂期だったのだろう。 2000年前後に、だんだん落ち目になったのは大麻やコカインにおぼれて、ファンも彼女から去っていったのであろう。身体も人気も生命までドラッグが奪い去ったのではなかろうか。歌は上手なのに勿体無い。 |
彼女が歌った”I Will Always Love You”は、カントリー歌手のDolly Partonが1974年にレコーディングし大ヒットとなった歌だが、そのカバーである。 カバーといえば、エルビス・プレスリーがこの歌をカバーしたいと申し出たそうであるが、ドリー・パートンは頑固に断り続けたとか・・・歌の版権を半分譲れとのマネージャーの話に嫌気がさしたらしい。 |
Dolly Parton(1946- ) |
それが、ケビン・コスナーとの映画「ボディガード」の主題歌として使われてホイットニーが歌い、カントリーの歌がソウルっぽいポップ・バラードに変身した。聴き比べると面白い。(2012/2/12)
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