歌とミュージシャンにまつわる話
Story of Songs and Musicians


(378) Marion Montgomery That's Life

何故だか、”That's Life”の文字が突然目に浮かび、聴いてみたくなった。

←30年前の3枚組のCDに入っているのを憶えていた。最初は1966年の4曲入りのEPレコードだった。・・・これだ⇒

いやはや懐かしい。



Dean Kay(1940- ) と Kelly Gordon(1932-1981)

Dean Kay(June 21, 1940 - )と Kelly Gordon(November 19, 1932 - August 1, 1981) の作詞作曲で、1963年にMarion Montgomery(November 17, 1934 - July 22, 2002)がレコーディングしたのが最初である。そんなことは、これぽっちも知らなかった。


Marion Montgomery(1934-2002)

 

https://youtu.be/VvME0RlSAbA

マリオンは昭和9年(1934)、Natchez, Mississippiの生まれだが1970年頃にイギリスに移住し、その後30年間住み続けた。歌手になったきっかけは、Peggy Leeに見出されたことである。Capitolと契約したが、キング・コールやシナトラに高く評価されたという。

67歳の若さで癌で亡くなったのだが、クラブでの受動喫煙が原因だと言っていた。自分はタバコを吸わないのに・・・と嘆いていたという。10年ほど癌と闘っていたらしい。

しかし、我々にはシナトラ親分がカバーしてくれたので聴くことが出来たのである。例によって、ラジオからマリオンの”That's Life”が聞こえてきて、カバーしたくなったものだ。

日本人の歌手で歌っている人をご存じですか?そういうわかGも歌っていません。



Willie Nelson (1933- )

それが今時になって、こともあろうにWillie Nelsonがシナトラのカバーアルバム「That's Life」を発売したらしい。聴いて驚いてください。

 

https://youtu.be/Gn63MIPirrI

このシナトラのカバーは第2弾でした。

01 Nice Work If You Can Get It
02 Just In Time
03 A Cottage for Sale
04 I’ve Got You Under My Skin
05 You Make Me Feel So Young
06 I Won’t Dance [ft. Diana Krall]
07 That’s Life
08 Luck Be a Lady
09 In the Wee Small Hours of the Morning
10 Learnin’ the Blues
11 Lonesome Road

2018年に、シナトラのカバーアルバムの第1弾「My Way」をリリースしていました。驚きのカントリー爺さんです。

01. Fly Me To The Moon
02. Summer Wind
03. One For My Baby
04. A Fogy Day
05. It Was A Very Good Year
06. Blue Moon
07. I'll Be Around
08. Night And Day
09. What Is This Thing Called Love
10. Young At Heart
11. My Way

(2023/1/27)


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