SUEのエッセー

ハノイ音楽談義

二度目のオペラハウスでの「第九」


一昨夕と昨夕の二日間(6月5日と6日)、オペラハウスで二度目の「第九」を唄いました。前回唄ったのが2015年の7月でしたから、3年ぶりの「第九」です(前回の分は、「10. 第九を唄う」でご報告しております)。

プログラムのAにありますように、今回は「フロイデ・福岡・2018−ハノイクワイアー」という合唱団が、「ハノイオペラハウスで第九を唄おう」とやって来た公演に、地元ハノイの合唱団として協賛したものです。 プログラムのBのHanoi Freude Choir というのが、私が属している此処での混声合唱団、Cの Xuan Voce Choir というのがハノイでの女声合唱団です。 それにVNOB (Vietnam National Opera & Ballet)合唱団が加わって、総勢100人の合唱でした。

どうやら、「福岡―ハノイ 姉妹都市締結10周年記念」と「福岡―ハノイ直行便開設記念」だったようで、田川市出身の、木村浩太郎氏と言う若手の指揮者による演奏でした。 「どういう第九にしたいのか」が伝わってくる、「言葉を大切にする」音楽造り、と感心しました。

ただ、VNOB (Vietnam National Opera & Ballet)交響楽団は、いつものVNSO(Vietnam National Symphony Orchestra)よりは少々レベルが低いので、「ベートーヴェン」をやるにはキツイところがありましたけど。

ここオペラハウスでは、今まで「ヴェルディーのレクイエム」「第九」「カール・オルフのカルミナ・ブラーナ(報告38.)」のステージに載り、これが4回目のステージ。おそらくこれが最後になるかと思うと、少々感慨深いものになりました。

オペラハウスの何枚かの写真をお届けしますので、ご覧ください。

聴きに来てくれたガールフレンドの一人が、第九のステージをスマホで撮ってくれました。
テノールとバスのソリストの間の奥に、写っています。
我ながら老人だのう。


(2018/6/7・末続)


かっぱさん、
「54. 二度目のオペラハウスでの第九」です。今までお送りして貯めてある写真も一緒にお願いします。
昨日は、本当に疲れた。
やっぱ、ベートーヴェンは大変だあ。
これでもう、「心置きなく」帰れるぞう。

はい、出来た。
お疲れさんだった。
かっぱ

カッパさん、
蓮はベトナムの「国花」で、今がその盛り。
これは工場の近くの池の蓮の花。
小さいから、↓↓↓ズームしてみてください。

ベトナム女性と同じく、「小さくて可憐」でしょう?

今回の「第九」は、まさに私の「絶唱」で、すべてのエネルギーで「唄い切った」思いです。
実際、演奏後の「打ち上げ会」に出席する「気力」も「体力」も残っていませんでしたよ。
まあ、58年も、ようこんな事をやっとりますなあ。
(お互いに!!)