ジャズとコーラス Story of Jazz Chorus |
(59)Quarteto do Rio |
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昭和17年(1942)にリオデジャネイロで結成されたOS CARIOCAS(リオっ子の意)というコーラスが、1962年に「ボサノバの誕生ライブ」をアントニオ・カルロス・ジョビン、ジョアン・ジルベルトらと一緒にやったという。その時、「イパネマの娘」を初めて歌ったのだと、その時の写真や話をメールで送ってくれた。6年前のことだった。 ところが、2016年3月1日に結成以来のメンバーで、リーダーだったSeverino Filhoが88歳で亡くなった。Filhoの死と共にOs Cariocasも幕を閉じたのだった。残された3人は新メンバーを加えて、新グループ、Quarteto do Rio(リオの4人組)を立ち上げることになった。 2011年にメールを書いてくれたNeilが、Facebookで私を見つけて、お友達のリクエストをしてくれた。それで、新グループのことも情報を得ることになった。Filhoの死去により、Os Cariocasのドメインが消去されたので、ホームページもメールも無くなってしまった。それが、再び繋がりが出来た。 今日は、FacebookのMessengerでNeilとさんざんチャットで話し合った。私が30年前にリオで拾ってきた「石ころ」の写真を見せると、彼のおばさんはリオデジャネイロの大学で地質学の教授をしていたのだという。わたしも6年前まで大学にいたのだ。「同業者だよ」というと、それは奇遇だと大喜び。特別に「一人コーラス」を1曲聴かせたらぶったまげて、「全部のVoiceを歌っているのか?驚きだ!日本にコーラス友達が出来た!」と書いてきた。 Neilは一番左のお兄さんで、ベースを弾きながら3rd Voiceを歌っている。 先日、新グループの初CDのレコーディングが終わったところだそうだ。CDが出来たら喜んで送ってくれると言ってきた。
(2017/5/30)
新メンバーは元オス・カリオカスに居た、出戻りメンバー。2020年2月に入って交代したらしい。この写真は昨日出されたばかり。 (2020/2/23) |
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