ジャズとコーラス
Story of Jazz Chorus

(75)Trio Los Panchos Besame Mucho

ラテンのコーラスグループを全く取りあげてこなかった。あんなに好きで歌っていたのに、このサイトがジャズサイトということで忘れられていたのだ。

23年目にして書くことになった。不思議だと思った方もジャズではないから当然だと思われた方も居たことと思う。パンチョスを手始めに本章で書き始めます。


Chucho Navarro
Johnny Albino      Alfredo Gil

50年代の中頃、ラテンアメリカの歌が聞こえてきた。べサメ・ムーチョは誰もが耳にした歌だった。

初来日は1959年だった。この時、アイ・ジョージがデビューした。このメンバーになって間もない頃だった。チューチョ・ナバロ(1913-1993)とアルフレッド・ヒルは1944年からのオリジナルメンバーである。ニューヨークで結成されたというのが面白い。ジョニー・アルビノ(1st Voice)は58年に加入した。

私がパンチョスの歌を初めて聴いたのは50年代中頃、中・高校生の頃だった。そんな頃、英語の歌だけでなくスペイン語やイタリア語の歌を歌ったものだ。

べサメ・ムーチョの次に日本でヒットしたのは「キサス・キサス・キサス」である。60年に「その名はフジヤマ(Se llama Fujiyama)」を書いた。アントニオ古賀がこの歌を歌ってデビューした。

「ラ マラゲーニヤ」も想い出深い歌だ。

 

1987年には、アルゼンチンで国際学会が有り、その帰り道にメキシコに立ち寄った。アルフレッド・ヒルのようなレキント・ギターを買ってきた。そのギターを持ったまま、マリアッチ広場のレストランで夕飯。ここでは、ラテンのトリオが歌いながら客席を回ってきた。私のギターを見つけてケースからギターを取り出してチューニングして「一緒に何か歌おう」と言う。”Cielito Lindo”をやった。ピッタリだった。店中が大騒ぎ・・・「もう1曲やろう」で、”Historia de Un Amor”を歌った。メキシコでも歌ってきました。

1981年にヒルが引退し、2人になってLos Panchosとなった。

現在は、3人になっているらしい。真ん中にいるのがChucho Navarro Jr. 息子が後を継いでいるとは素晴らしい。


2021年現在 
 

因みに私が歌ってきたラテンの歌を挙げておこう。(2021/3/7)

Amapola
Andalucia(The Breeze and I)
Aquarela do Brasil(Brazil)
Aquellos Ojos Verdes(Green Eyes)
Babalu
La Bamba
Besame Mucho
Cachito
Cielito Lindo
El Condor Pasa
Corazon de Melon
La Cucaracha
Cu-cu-rru-cu-cu Paloma
Desafinado
Frenesi
Granada
Historia de Un Amor
Luna Llena
La Malaguenia
Mas Que Nada
Moliento Cafe
La Paloma
Patricia
Perfidia
Poinciana
Quen Sera
Quiereme Mucho
Quisaz, Quisaz, Quisaz
Sabor A Mi
Siboney
Solamente Una Vez
Tequila
Tico Tico no Fuba
Vaya con Dios


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