歌と歌手にまつわる話 Story of Songs and Singers |
(203) Milt Jackson と MJQ |
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今夜、マヌエラ35の実行委員会の慰労会を赤坂の温野菜で開催した。白石、小島、清田、中田、新井、岡崎、わかG、ことりの8人が集まって、美味しいものを食べてきました。 岡崎さんが「ミルト・ジャクソンは生きてますかねェ」と言う。 私「90年代後半に死んでいるはず」 という話でMJQの話になった。 |
ミルト・ジャクソン(vib)はディジー・ガレスピーのオーケストラの出身だが、1951年にMilt Jackson Quartet(MJQ)をジョン・ルイス(pf)、レイ・ブラウン(bs)、ケニー・クラーク(dr)と結成した。1年後にベースはパーシ―・ヒースになった。略称はMJQである。 管楽器の入らないジャズ・カルテットは当時から”COOL”だと言われたものだ。
翌年からJohn Lewis(1920-2001)がバンドリーダーとなり、名称もModern Jazz Quartet(MJQ)に変わった。しかし、略称のMJQはそのまま変わらないが、後にMJQを知った大方の人たちはModern Jazz Quartetの名前しか知らないかもしれない。 MJQは1961年に来日し、同じ年にジャズ・メッセンジャースも来日したので、日本にジャズ旋風が起きました。対称的なバンドですが、誰が来ても珍しい頃です。私が大学2年の頃です。毎年々々、いろいろなグループが来日した時代です。 John Lewisの奥さんはクラシックのピアニストで、John Lewisはクラシック的な要素を取り入れて、より格調高いサウンドを追及していった。バッハのクラビーア曲集まで材料にしてしまった。Milt Jacksonとはそれが決別の動機ともなって1974年に解散したが、1981年に再結成されミルト・ジャクソンの死去するまで続きました。 さて、ここでクイズです。 もうひとつのMJQをご存知ですか?
はい、それはDavid Matthews(pf)のマンハッタン・ジャズ・クインテット(MJQ)です。こちらは管が2本入っています。
マシューズは親日家で来日100回を数えるそうです。16年前に赤坂のマヌエラに遊びに来ました。その時、私が客の代表でデヴィッドのピアノで歌いました。そのときの ⇒ 関連記事 (2016/6/11) |