歌をつくる人にまつわる話
Story of Songwriters

(65) Johnny Greenのトーチソング Body And Soul

Johnny Green (1908-1989)

15歳でHarvard入学を許されたという天才少年だったJohnny Greenがイギリスに滞在中の1930年に、女優・歌手のGertrude Lawrence のために”Body And Soul”を作曲しました。作詞はEdward Heyman, Robert Sour と Frank Eytonの共作です。

ポール・ホワイトマン楽団のレコードがBillboard Hit Chart #1になっています。同じ年に、,”But Not for Me”,”Confessin'”,”Embraceable You”,”Exactly Like You”,”Georgia on My Mind”,”I Got Rhythm”,”Love for Sale”,”Memories of You”,”Mood Indigo”,”On the Sunny Side of the Street”などが出ているのですが、1位になったのは”Body And Soul”だけです。

1939年にColeman Hawkinsの楽団の演奏は後々まで名演奏と語り草になっています。

ちなみに翻訳ソフトにかけると「全身全霊」と出て驚いたことがあります。

1931年には”Out Of Nowhere”をBing Crosbyが歌い、これもHit Chart #1になっています。オージーサンズのまこGが昔から大好きな歌だったので、OZSONSのコーラス・アレンジでレパートリーになりました。

(2015/8/13)

トーチソングって書いてありますが、何の説明もなしです。実は「失恋ソング」のことでした。

(2022/9/20)


  Index       Next