歌と歌手にまつわる話
Story of Songs and Singers

(227) Engelbert Humperdinck と Tom Jones


Engelbert Humperdinck(1936- )

Tom Jones(1940- )

誰もが聴いてる、誰もが知ってるポピュラー歌手だ。わたしは「太陽は燃えている」と「ラヴ・ミー・トゥナイト」は耳では知っていたが、これまで顔もよく知らなかった。勿論レコードもCDも持っていない。極端な人だと思われるだろう。

しかし、人が彼らの歌を真似して歌うのを聞くことは度々だった。

このサイトの第10楽章にフンパーディンクの名前だけがあったが、彼にまつわる話は書いていない。昔はドイツ人かと思っていた。そう、ドイツのクラシック作曲家のEngelbert Humperdinckの名前をもらったものだそうだ。トム・ジョーンズは何処にも名前も出ていない。という訳で、2人一緒に登場してもらうことにした。目出度く2人増えた。

考えてみれば若い歌手ではない。昭和10年代生れの戦前派で私と同じだ。もっと身近にいてもよさそうなものだ。 言うまでもなく歌唱力は抜群だし、これまで書かれなかったのが不思議なくらいだ。共にイギリス生れの歌手だったからなのか。スタンダード・ジャズを歌わないからなのか。彼らにも「アメリカのジャズ歌手ではない」という意識があるのだろうか。(2018/1/8)

 

https://youtu.be/UlsKNzbnsnw

 

https://youtu.be/8swUJ_FXwJ4


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