ジャズとコーラス
Story of Jazz Chorus

(79) The Highwaymen Michael 

60年前のカントリー・グループを思い出した。当時のラジオから”♪Michael, row the boat ashore, Hellelujah・・・♪”が流れてきた。もともとは黒人霊歌だ。それをカントリー風に歌っていた。

早速、当時のカルテットで歌った。大学2年生の頃だった。

60年間も忘れていた歌を思い出したのですよ。ふと、ハイウェイメンのことが頭に浮かび、ネット検索で”Michael”が出てきて思い出したのだ。 

 

https://youtu.be/1RwNs8wHRqk?si=-xvin29yPTPM960Z


MICHAEL
Lyrics by the Highwaymen

Michael, row the boat ashore, Hallelujah
Michael, row the boat ashore, Hallelujah.

Sister, help to trim the sail, Hallelujah
Sister, help to trim the sail, Hallelujah.

Michael, row the boat ashore, Hallelujah
Michael, row the boat ashore, Hallelujah.

River Jordan is chilly and cold, Hallelujah
Chills the body but not the soul, Hallelujah.

Michael, row the boat ashore, Hallelujah
Michael, row the boat ashore, Hallelujah.

River is deep and the river is wide, Hallelujah
Milk and honey on the other side, Hallelujah.

Michael, row the boat ashore, Hallelujah
Michael, row the boat ashore, Hallelujah.

「聖ミカエルよ、ボートを漕いで、ヨルダン川の向こう岸にいる母の所(あの世)に連れて行って」という歌なのだ。Michaelといってもマイケル・ジャクソンではありません。フランス語ではミッシェルといいます。聖ミッシェルをまつる修道院がモンサンミッシェルです。

ここでの歌詞は本来の霊歌とは肝心なところを替えて歌っている。何故だろう?

Milk and honey on the other side ⇔ Meet my Mother on the other side

酷い歌詞ですね。ガキの歌になってしまう。

「ハレルヤ」ってどんな意味って訊かれたことがありました。ユダヤ教での賛美の言葉(ヘブライ語)で、キリスト教での「アーメン」です。

ああ、懐かしかった。(2021/5/19)


後日談: この歌の解説や歌詞の訳がネット上にある。

Michael row the boat ashore Halleluja
マイケルは岸へ向かって舟をこぐ ハレルヤ

なんて書いてある。酷いもんです。本当は、

Michael, row the boat ashore, Hallelujah

「カンマ」ひとつで、意味が変わってしまいます。耳で聞いたのでは分かりませんね。(2021/5/22)

 


そのまた後日談: 何てぇこった。もう1つ別のハイウェイメンがありました。

 このページ を見てごらんなさい。

呆れてものが言えない。(2021/12/21)


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