歌と歌手にまつわる話

(118) ハンク・ジョーンズ91歳で死去 What's New?


Hank Jones(1918-2010)

訃報が続きます。先週、リナ・ホーンが亡くなったばかりですが、今朝の新聞にハンク・ジョーンズの訃報(5/16)が大きく出ていました。91歳でした。

新聞やネットの訃報記事では、決まってマリリン・モンローがケネディ大統領に捧げて歌った”Happy Birthday”のピアノ伴奏はハンクだったと書いてあります。

日本ではパナソニックのCMで”What's New?”がよく聞こえてきました。そして「やるもんだ!」は記憶に新しいです。

20年程前でしたが、サリナ・ジョーンズがハンクのトリオをバックに原宿でしたか、ライブをやったことがあります。

偶然にもJonesとJonesで、誰かが「親子ですか?」となりました。Jonesは本名ですが、Jonesは芸名です。はい、ハンクは本名でサリナは芸名です。

1999年80歳のときに六本木のBirdlandでサリナのライブがあり、たまたま来日中だったハンクが会いに来て何曲か共演しました。サプライズでした。

ハンクには有名な弟が2人いました。サド・ジョーンズとエルビン・ジョーンズです。サド・ジョーンズはトランペット、一番下のエルビン・ジョーンズはドラムスでした。サドは1986年にあの世に行ってしまいましたが、エルビンは2004年に亡くなりました。ハンクは弟の分も長生きしました。

日本はお気に入りでしたから晩年になっても毎年来日していました。富士通がプロデュースする「100 Gold Fingers」には度々参加して、渋い演奏を聴かせたものです。長い間、お疲れ様でした。ゆっくり眠ってください。合掌

99年の来日中のことです。偶然にエレベーターの中でよく似た人に出っくわし、「Hank?」と話しかけたら本人でした。そのエレベーターの中で私の肩掛けかばんにサインをしてくれました。あんな短い出会いは滅多にありません。10年以上前のことでだんだん色あせて見難くなってきました。でも、紛れもない本物のAutographです。(2010/5/18)

⇒ サド・ジョーンズ


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