ジャズと小噺
Jazz and Topics

(49) 菊池滋弥のページを見つけた縁者から

みなさん、菊池滋弥の名前をご存知でしょうか?大正時代にジャズを始めた大学生がいたのです。

大正末期、法政大学には作間 毅(dr, vo)をリーダーに「サンセット・ランド」というコンボバンドが作られ、間もなく「ラッカンサン・ジャズバンド(Luck and Sun Jazz Band)」が結成された。

同じ頃、慶應大学には菊地滋弥(pf)の6人編成のグループがあり、彼らは「カレッジアンズ・ジャズバンド」と名乗った。2年後に「レッド・エンド・ブルー・ジャズバンド(Red and Blue Jazz Band)」が始まった。昭和4年、溜池に出来たダンスホール「フロリダ」の専属バンドを結成し、フロリダ・オールスターズ・バンドとして昭和5年から演奏を始めた。

そんな歴史が本サイトで書かれている。 ⇒ 大正末期に学生ジャズバンド 

⇒ 1930年代日本の爵士楽士

こんな珍しいページをネット検索で見つけてくれたのが、菊地滋弥と姻戚関係にある佐野さんというジャズオジサンで、定年後は、生のジャズLPレコードを聴かせるジャズ喫茶を始めたという方です。名古屋市千種区末盛通にある「ジャズ喫茶バリレラ®」です。お近くのジャズファンは、是非、珍しいレコードとマスターのジャズ談義を聞きに行ってください。ネット検索してください。一発で出ます。

人の繋がりとは何かの糸で結ばれているものなのだろう。今日一日で、佐野さんと繋がりました。

実際、「菊池滋弥にまつわる話」が書かれたサイトは稀である。佐野さんは、見つけて嬉しかったことだと思います。

私も見つけてもらって嬉しい限りです。

(2019/8/8)

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