ジャズとコーラス

(61) Four Lads Istambul


The Four Lads, 2004

Golden Gate Quartetがカナダ・ツアーをした時に、刺激を受けて4ラッズの前身となるグループが生まれた。当初は別のグループ名を付けたが、デトロイトに先に出来ていたグループ名とかぶってしまい、The Four Ladsとなった。1950年にプロ活動を始めたという。

カナダ生まれのコーラスは、彼らの他にThe DiamondsとThe Crew Cutsがいる。いずれも50年代、60年代のポップス・コーラスである。

彼らが来日したのはいつ頃だったのだろう。新宿厚生年金会館だったような気がする。今は無いホテルニュージャパンのNew Latin Quaterでも出演していたが、学生の身分ではナイトクラブには行けるものではなかった。

記憶に残っているのは、”Istambul”とGolden Gateのニグロ、”Down By The Riverside”である。50年以上前の話だ。普通のポップコーラスはニグロを歌うことは先ず無い。伊藤素通とリリオリズムエアーズが「イスタンブール」を真似して歌っていた。

2004年にPBS Specialで50年代のポップグループを集めたコンサート番組を制作した。ここには50年代の懐かしいグループがぞろぞろ出てきた。

 

一番左で歌っているFrank Busseri はグループの創設者であり、50年前のコンサートでアンコールにタイを緩めながら”The Party Is Over”を歌っていた。クロージングのテーマソングだった。当時、何回か続けて来日していたのだろう。何度も行っていた記憶だ。

50年代終わり頃から、いろいろなコーラスが来日した。早くに来たのがトリオ・ロス・パンチョス、Golden Gate Quartet、Mills Brathers、デルタ・リズム・ボーイズ、Four Freshmenなどが軒並みやって来た。70年代には、Brothers Four、Peter Paul & Maryなどフォークグループが登場した。80年になってマンハッタン・トランスファーが来ました。

    


Current Group
Harry DuVall, Baritone  Frank Busseri, Bass  Don Farrar, Lead  Aaron Bruce, 2nd Tenor

リーダーのFrank Busseriの年齢は80半ばを越しているはずだ。歳を忘れようとしているのか、生年を公表していない。男では珍しい。

(2018/9/5)


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