歌をつくる人にまつわる話
The Story of Songwriters

(27) ソングライター一家 Doris Fisher You Always Hurt The One You Love


Doris Fisher(1915-2003)

1944年にドリス・フィッシャーがミルス・ブラザースのために書いた"You Always Hurt The One You Love"は爵士樂堂、40年来の大好きな歌でした。

2003年の1月15日に87歳8ヶ月で亡くなったばかりです。

ところで、フィッシャー家はソングライーター一家で、父親のFredは"Peg O' My Heart"を書いて有名です。古い古い1913年の歌ですから最近の歌手は唄っていませんが、ビング・クロスビーのヒットです。"After You've Gone"は5年後の歌ですが、これを下敷きにしたのではないかと昔から思っていました。それから"Dardanella"や"Chicago"もお父さんの作詞・作曲です。

ドリスには2人の弟がいましたが、2人ともソングラーターなのです。Marvinは"When Sunny Gets Blue"を書いていますし、DanはBilly Holidayが唄った"Good Morning Heartache"をを書いているといった具合です。

Leonard FeatherはDoris に "Queen of the Juke box"というニックネームをつけています。レナード・フェザーはEncyropedia of Jazzの著者です。(1楽章参照)

ドリスは爵士樂堂のお袋の1歳年上です。この写真は2000年ということですから85歳の時のものです。オドロキもものきサンショノキです。お袋が書いた歌を唄っているみたいな気分です。

ミルス兄弟は四男のDonald(1915年生まれ)が一人だけ長生きして、まさに晩年の1999年に息子のJohnとデュエットでこの歌をレコーディングしました。(2004/10)


Donald and John Mills

 You Alway Hurt The One You Love

    


Fred Fisher(1875-1942)

珍しい写真が見つかりました。お父さんのFred Fisherです。ドイツのCologneに1875年に生まれました。若い時はドイツ海軍に、その後、フランスの外人部隊にも籍をおいたそうです。1900年にアメリカに移住し、1942年にニューヨークで亡くなりました。

1907年にTin Pan AlleyにFred Fisher Music Publishing Co.という楽譜出版会社を起しました。

Marvinは1916年にNYで生まれた年子の弟で、1992年にNYで死去しています。

Danは1920年に生まれ2001年まで生きました。お姉さんのDorisが一番の長生きだったわけです。(2011/2)


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