ジャズと雑学

(24)  5-オクターブ唱法 5-octaves voice training

Shinya Kanoh

5オクターブの音域をもつ集団がニューヨークにいます。そのトレーニング法を考え、自ら6オクターブの声を持つのは日本人なのです。日本の外からJ-Pops,J-rapなどを制作して日本に送り込む仕事をしています。STAR PEOPLE, INC. の主宰でプロデューサーの加納伸也という人が東京やその他の地方でセミナーを開きました。

東京でのセミナーは爵士樂堂がコーディネーターで協力しました。今後は定期的に日本を拠点にして、このヴォイストレーニング法を普及したいと言っています。NEO MAGIO法と名づけています。
 

加納氏は2003年8月27日に、初めて私の家にやって来ました。早速、どんなことをやろうとしているのかを、私を実験台にしてレッスンが始まりました。

いろいろなことを私に伝えたいのです。身をもってよく理解できることもあり ます。一方では脳みそでは理解できても身体では実行できないこと、つま り、その要領をつかむことが難しいこともありました。それは考えてしまう から出来ないのです。

「考えながらやっては駄目だ!」と何度言われたことでしょう。頭を空っぽ にして、赤ん坊になったがごとく唄うことがいい結果をもたらします。

30日には、ことボーカルにかけては少なからずうるさいジャズ界、クラシック界のボーカル指導者が興味を持って我が家に集まりました。生徒は私を含めて今回のプログラムの流れを追ってレッスンを行いました。

加納さんの理論は皆さんの発声法を磨くためのユニークな教育方法であるとの考えを示されました。沢田も活用したいと言っています。

内容は基本トレーニング法を5つのキーワードに集約して説明とレッスンがありました。
(1) Wordの頭にアクセントをつける練習法をご存知ですか?
(2) ダブルスペリングで唄うことをご存知ですか?
(3) 余韻をつけるフェードアウトをご存知ですか?
(4) ダイナミクスをつけて唄うことをご存知ですか?
(5) ヴォリュームを上げっぱなしの歌を唄ってはいませんか?

初めは難しくてつらいものがありますが、練習とはそういうものです。これらが出来るようになれば、広帯域で唄うことが出来るようになります。

第1回の特別セミナーの初日のレッスン風景です。場所は赤坂のLittle MANUELAを借りて実施しました。

30名を越す受講者があり、みなさん新しい知見を得たようです。身につけるためには、それなりの努力が必要ですが、何度も先生と相対してレッスンを受けることが一番の早道です。

詳細はhttp://www.yeah.ne.jp/~voice/training/ 問い合わせ連絡先があります。

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