爵士樂堂の一人コーラス
Shakushigakudo's One-man Chorus

2000年の夏にYAMAHA MD-8という8トラックミキサーを仕入れました。FF Societyの市浦さんが教えてくれた玩具です。これで多重録音が意のままに出来るようになりました。したがって、以下のコーラスはこの機械によるものです。しかし、2004年の暮に脳梗塞を患い、幸い完治したものの薬のせいで声帯がおかしくなり声が出ません。したがって、病後はほとんどコーラスは書いても唄わないことが多くなりました。

現在ではこのミキサー兼レコーダーは製造していません。

ジャズコーラスには編曲のスタイルというものがあります。爵士樂堂はガキの頃からミルス・ブラザースとフォー・フレッシュメンが好きなのです。50年にもなろうかという永い間、ちっとも変わらないのです。

まったく対照的なコーラスですが、両方ともたまらなくいいのです。したがって、以下のコーラスは、自分でアレンジをしたり、リアレンジをしたものですが、ほとんどが自然にそれらのスタイルに似てきます。でも、鳶が鷹を産んだように、毛色の変わったものも出来てしまうことがあるのです。書いて歌って見ないとわからないところが面白いのです。

一人で各パートを歌うには音域の関係から、最大2オクターブ少々にアレンジしないと苦しくなりました。年のせいです。面倒な仕事ですが、それも面白いのです。金がなくても人生楽しめます。

この中から何曲かはOZ SONSが唄っています。

Liveでは見られない幻のThe Kuni-chans

Song Title
recorded
1
Day By Day (S. Cahn / A Stordahl, P. Weston, 1945)
 誰もが歌っている。ピンからキリまでね。
2001
2
Does Your Heart Beat For Me?
 
マクガイアのコピー。マヌエラシスターズの十八番。
2001
3
It Don't Mean A Thing (Duke Ellington and Irving Mills, 1932)
 私がソロで唄ったフレーズを使ってマヌエラシスターズにアレンジ。
2000
4
Easy Street (Alan Rankin Jones, 1941)
 ワシントンD.C.の黒人が住んでいる地区。「仕事にありつけないんだ」
2001
5
Fools Rush In (Johnny Mercer / Rube Bloom, 1940)
 いい歌だねえ。FFスタイルにぴったりの歌。
revised 2004
6
If I Knew Then (D. Jurgens / F Howard, 1944)
 FFの隠れた名曲。ロスバーバーは「これはFFにぴったりのメロとアレンジだ!」
2000
7
In This Whole Wide World (Gene Roland / Jacques Coscales)
 FFの初期から唄っているテーマソングみたいなもの。
revised 2004
8
It's A Blue World (Bob Wright / Ceht Forrest, 1939)
 FFの大ヒット。ヒットチャートNo.1を何週も続けた。

2000

9
Moonglow (Will Hudson, Eddie De Lange and Irving Mills, 1934)
 ベニー・グッドマンのテーマだった。ミルス風にアレンジ。
2001
10
Music Maestro Please (Madison / Wrubel)
 これもミルス。彼女にふられたのか、「バンマス、ワルツは駄目だよ」
2001
11
Sentimental Journey (Bud Green, Les Brown and Ben Homer, 1944)
 感傷旅行。レス・ブラウン楽団のテーマソング。
2001
12
Tea For Two (Irving Caesar / Vincent Youmans, 1924)
 これもミルス風の味付け。マヌエラ・シスターズのレパ。
2001
13
There Will Never Be Another You (Mack Gordon / Harry Warren, 1942)
 名コンビのヒット曲。FFサウンドで軽快に。
2002
14
You've Got Me Cryin' Again (Charles Newman / Isham Jones, 1944)
 「また泣かせたのね」ってFFが唄う。
2002
15
Mr. Sandman (Pat Ballad, 1954)
 サンドマンとは「おねむの妖精」のことなり。ミルスサウンド。
2003
16
Still There's You (John Mills II)
 Donald Millsの息子、John IIが書き、親父の晩年1999に録音。
2003
17

Glow Worm (Robinson, Mercer / Paul Linke, 1954)
 ミルスの十八番。カルテットに編曲。

2003
18
SH-BOOM (1954)
 50年代のポップコーラス、Crew Cutsの大ヒット。
2003
19
Sleepy Time Gal (J. Alden & R. Egan / A. Lorenzo & R. A. Whiting, 1924)
 おねむの時間になって唄ったり踊ったりする娘。何処の国にもいる。
2003
20
Sermonette (John Hendricks / Jurian Adderley, 1956)
 お説教の歌。Lumbert, Hendricks and Rossが唄った。誰も歌わない。
2002
21

Moon River (Johnny Mercer / Henry Mancini, 1961)
 アンディ・ウイリアムスが毎週テレビで唄っていた時代があります。

2002
22
Oh! Look At Me Now  (John DeVrries / Joe Bushkin, 1941)
 俺は恋なんかに関心がない男さ。OZ SONSは突っ張っているのだ。
2003
23
It Could Happen To You (G. DeSylva, Lew Brown / Ray Henderson, 1926)
 古くても洒落た歌なのだ。最後にAnd It Could Happen To Meとは洒落てるだろ?
2003
24
Out of Nowhere (Edward Heyman / Johnny Green, 1931)
 どこからともなくやって来た男。それが女の心を虜にする。格好いいのだ。
2003
25
Five Pennies (Sylvia Fine, 1959)
 映画「五つの銅貨」、心に残る映画でした。
2001
26
Mean To Me (Fred E. Ahlert and Roy Turk, 1929)
 私に意地悪なあなた。この時代の男って今みたいに軟弱じゃあないの。
2003
27

Save The Last Dance For Me (Doc Pomus and Mort Shuman, 1960)
 
ジミー・スコットがカムバックするきっかけを作ったのがDoc Pomus。
 
日本では越路吹雪の歌。アメリカではドリフターズがヒットさせた。

2003
28
I Love Paris (Cole Porter, 1953)
 
戦争中、パリの社交界で華々しく遊んでいたのがコール・ポーター。
2003
29
Touch Me In The Morning/The Way We Were
 
ダイアナ・ロスとバーバラ・ストライザンドを継ぎ接ぎしてみた。
2003

30

Blue Skies (Irving Berlin, 1946)
 McGuire Sistersが唄ったバージョンを真似してみた。
2003
31
When October Goes (Johnny Mercer / Barry Manilow, 1984)
 マーサーのデスクに残された遺作の詞。未亡人がマニロウに作曲を依頼した。
 世良のオヤッサンに捧ぐ
2004

32

Happy Birthday
 
いつも聞かされるHappy Birthdayのつまらないことよ。こんなの如何?

2004

33
After You (Seger Ellis, 1954?)
 Ellisは30年前後の歌手。4フレッシュメンのAfter Youで痺れる。
2004
34
The Breeze and I
 FJSのためにアレンジした。
2004
35
By The Time I Get To Phoenix (Jim Webb, 1963)
 ロック系のソングライターなのだが詞も曲もロマンチックだ
2004
36

Whisper Not (Benny Golson, 1956)
 FJSのトリオ、まくわうり・しすたーずのリクエストでアレンジ。

2004
37
Honeysuckle Rose (Andy Razaf / Fats Waller, 1929)
 女声コーラス用のアレンジ。 マヌエラ・シスターズがライブで唄った。
2004
38
When The Saints Go Marchin' In 
 どういうわけか唄ってみたくなった。葬式のパレードなのだ。
2005
39

Hello Dolly! (J. Herman, 1963)
 サッチモの歌で世界中を席巻した。ミュージカルの主題歌。
 Dolly Bakerの84歳の誕生祝でOZSONSが唄った

2006
40

We'll Be Together Again (Frankie Laine and Carl Fischer, 1945)
 永年やりたいと思いつつやっていなかった歌の一つ。そういうのが多い。

2006
41
Something's Gotta Give (Johnny Mercer, 1955)
 ソロで歌っていた持ち歌ですがManuela Sistersが唄うことになりました。
2008
42
Georgia On My Mind (Staut Gorrel / Hoagy Carmichael, 1930)
 高校生の頃から歌っていた歌ですが改めて1人で歌ってみました。
2008
43
Walkin' By The River (Robert Sour/ Una Mae Carlisle, 1940)
 ユナ・メイ・カーライルが自分で歌います。古臭いアレンジで昔風に。
2010

44

Me And My Shadow
 シナトラとサミーの掛け合いを小川徹と二人でやってみました。漫才だね。 (2声)
2004
45
Basin Street Blues
 懐かしいミルス・サウンドで神経に障らない大人のコーラス。 (3声)
2011
46
The One I Love Belongs To Somebody Else
  わびしい歌をわびしく歌っちゃ駄目だ。(3声)
2011
47
Till Then
 50年以上温めていた歌。この歳になっても難しいよ。 ダメだ!(3声)
2011
48

Lazy River
 
1930年のホーギー・カーマイケルだ。すぐにサッチモが歌い、後にミルスが歌った。(3声)

2012

「コーラスばかりでつまんねぇ」

ハーモニーのわかんない人が「ソロぐらい歌えねぇのか?」

じつは、ソロとコーラスとはまったく唄い方が変わります。

別のサイトにソロをちょっぴりですが、入れてあります。
もし、興味のある方がいらっしゃいましたら、パスワードをお教えします。
Username:wakag Password:wakag

 

「作り方を教えろ!」という方が現れました・・・・・作り方教室

でも、その人は作るのを諦めました。