年頭の一枚 2007

カセドラル (スペイン・マドリッド)
Cathedral Madlid


ポルトガルの帰りに、ポルトから情熱の国スペインの首都マドリッドに飛びました。王宮の近くに100年もかかって完成したカセドラル教会があります。私の好みの中世の建物とは違って石がピカピカです。200年か300年経つと落ち着いてくるものなのでしょう。

1993年7月のはじめの暑い日でした。41度という気温ですが、湿度がないので汗は出ることは出るのですが、すぐに蒸発してしまいます。日陰にいれば日本の蒸し暑さより楽なのかもしれません。

そのカセドラルを14年経ってから描いたというわけです。何とか大晦日の午前3時半です。元旦の朝に間に合うのは嬉しいことです。毎年、ぎりぎりになってしまうのは題材がなかなか確定しないせいです。

マドリッドではフラメンコを見に行って来ました。彼らの掻き鳴らすギターの音も踊り子の踏み鳴らす足音も、拍手で刻むリズムも、すべてフラメンコなんですね。

原画(A4版) Pentel 筆文字サインペン