木版「寅」(1962)

たくまずして面白い虎の縞模様が出来ました。

これも木が硬くて絵の具が浮いたからです。偶然とはおもしろい結果を生んでくれます。

62年とは、わたしが21歳の年です。

この当時に「頌春」なんて洒落た正月文字でした。

中学生の頃に、書道の田上帯雨師匠に教えてもらったものです。