爵士楽堂主人の録音室 |
Still There's
You |
Mills Brothersの4男、Donaldの息子Johnがこの歌を書いた。1982年からDonaldとJohnの親子2人でMills Brothersを18年間続けた。この歌はDonaldの晩年1999年にレコーディングしたものである。ひょんなきっかけでJohnと仲良くなり、一度だけ日本にやってきた。よく、メールのやり取りをしていたので、旧知が来たようなものだった。
このJohnが亡くなった伯父さんたちを偲んで書いたのがこの歌である。唯一、フランキー・レインがこの歌をカバーしている。その話をJohnにしたら、80年代の終わり頃に許可を得に連絡があったとか言っていた。しかし、おかしなことにフランキー・レインのCDのライナーノーツには、「作者不明」となっている。多分、レコード会社のアホがちゃんと調べもせずに書いたのだろう。アメリカも日本と同様アホとバカの困ったちゃんが横行している。Johnは「どういうことだかよく分からん」と言っていた。 まぁ、いいや。 お父さんのDonaldが1999年に亡くなり、その後にElmer Hopperという、Paul RobiのPlattersでリードを歌っていた男を相棒にして2人でミルス・ブラザースを続けた。それが、今年になって突然「もう止めた」と言い出した。 Johnよ、もう止めてもいいよ。Mills Brothersは91年も続いたのだから。もう十分だよ。(2013/11/16) 2014年11月にJimmy Dorsey楽団が歌えと言って呼びに来た。細々と再開した。 |
|