McArthur Park
music & lyrics : Jimmy Webb
1968

 

”McArthur Park”という歌はフルに歌うと7分もかかる歌で、Columbiaはじめメジャーのレコード会社は皆そっぽを向いた。ところがABCレコードが関係するLou Adler's Dunhill Recordsという独立系レコード会社がこの曲を買ってくれて、アイリッシュの俳優、Richard Harrisがレコーディングして大ヒットとなった。

Jimmy Webbはオクラホマのバプティスト派の伝道師の息子で、父親の教会で10代のころからオルガンを弾いていた。ところが讃美歌を編曲し、ハーモニーも変えてしまった。彼の音楽を知る者は、どんな編曲をしたのか想像がつきます。

McArthur Parkは太平洋戦争の総司令官だったマッカーサー元帥を記念する公園でロサンゼルスにある。これはMcArthur Parkの絵ハガキである。

カーメン・マックレーがこの長い歌の32小節を抜き出して歌っているのを見つけた。The Sound of Silence(1968)というアルバムに入っている。これを聴いてひっくり返った。ロック系の歌が8ビートのジャズバラードになっていた。

しかし、32小節だけでは物足りなくなって、いろんなアレンジを試みている。昔のテレ朝通りにあったDOMINANTではキーボードの章子がシンセまで弾いてくれ、バンマスのギターにベース、ドラムスと厚いバック演奏をしてくれた。譜面さえ書いていけば、たちまち弾いてくれた。DOMINANTは2000年春に六本木ヒルズの建設で幕を閉じた。

70歳の誕生会でマヌエラ・シスターズをバックにして全曲のコーラス・バージョンまで譜面を書いた。でも、その時1回だけでその後は歌っていない。大物すぎて普段は歌えない。

2012年5月に昔からの歌仲間の佐藤 宏さんの誕生会で歌ってくれとリクエストしてきた。そこで、美味しいところを取りこんだ最新のアレンジをして譜面を持ってAll of Me Clubに行った。これも我ながら難しいバージョンだ。


Lyrics

There will be another song for me, for I will sing it.
私には、私が歌うであろう別の歌があることだろう.
There will be another dream for me, someone will bring it.
私には、誰かが持ってきてくれるであろう別の夢もあるだろう
I will drink the wine while it is warm
まだ温かいうちにワインを飲んでしまおう
And never let you catch me looking at the sun.
私が太陽を見ている間に、あなたに私をつかまえさせないように
But after all the loves of my life,
でも、人生のすべての愛が終わった後
After all the loves of my life,
すべての愛が終わった後に
You’ll still be the one.
貴女は唯一のひとで居つづけるだろう

 

I will take my life into my hands, and I will use it.
私は人生をこの両手の中につかんで、そして人生を歩んでいくだろう
I will win the worship in their eyes, and I will lose it.
私はみんなから尊敬の目で見られるようになるだろうが、やがて失うことになる
I will have the thing that I desire,
私は自分が欲しいものを手にするだろう
And my passions flow like rivers to the sky.
そして私の情熱は、空へと続く川のように流れるのだ
But after all the loves of my life,
でも、人生のすべての愛が終わった後
After all the loves of my life,
すべての愛が終わった後
I’ll be thinking of you,
私は貴女のことを思うことだろう
And wondering why
.
一体、何故なんだろう・・・

 

ここで歌っているのはカーメンのスタイルである。最も古いバージョンである。80年代始め、この歌詞は私の心境そのものだったのだ。胸に響いた。一番大事なものを34歳で失って2,3年後だった。