ジャズと小噺
Jazz and Topics

(73) 仕事場への道

私の後輩の、現在、K大学名誉教授の奥出さんは、およそ20年前わかGにメールを書いてきました。

「ジャズ歌手の沢田靖司の弟子になりたい、紹介してほしい」という内容のメールです。

メールのアドレスを見て、仰天!何と湘南藤沢キャンパスのアドレスだったのです。当時は、環境情報学部の教授でした。わかGにとっては有難い存在となりました。沢田師匠の面倒を見てくれる人物となってくれたのです。それまでは、私が沢チンの送り迎えお世話係だったからです。

「サリナが来る」なんて言うと、奥出教授が沢チンを案内して連れて来てくれるようになったのです。


奥出直人(1954‐ )

現在の住まいは西麻布にありますが、自分の書斎は近所のマンションの一室を借りています。彼は「仕事場」と呼んでいます。65歳で現役を終え、現在では大学に通うことはありません。毎朝、「仕事場」に出掛けます。

その道すがらで、毎日、決まった場所の写真をFacebookに上げています。チョット見てご覧あそばせ。同じ写真があるかチェックしてくだされ。



ここが仕事場

昨日、Sing Along With Lighthouse Orchestraというジャズのパーティがありました。そこで「あの写真の道は何処だ?」という話になり、「堀田坂の上だ」との応え、そうか、昔の日赤病院に沿ったあの道が、こんな並木道になってしまったとは知りませんでした。爺ちゃん、驚き桃ノ木です。

ずっと以前からこの場所の写真を見ていて、武蔵小金井か小平か、あの辺りの五日市街道玉川上水沿いの並木の雰囲気がします。こんな場所が麻布区にあるとは思えません。この道の右側、日赤病院側は渋谷区です。

(2022/10/17)


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