歌と歌手にまつわる話

(175) Maxine Sullivan A Hundred Years From Today


Maxine Sullivan(1911-1987)

マキシン・サリバンの話もA Hundred Years From Todayの話もあちらこちらのページで書いてきました。が、マキシンのページが無いことに気がつきました。遅ればせながら書き始めました。

彼女が30年代に大ヒットを飛ばし、彼女の名声を築いた曲はスコットランド民謡の”Loch Lomond”でした。日本では、特にジャズ関係の人はこの歌は知りません。

あちらでは、1900年代初めに出来た歌でジャンルを選ばずいろいろな人が歌っています。私のご推奨は、Paul Robesonの歌です。彼はちゃんとスコットランド訛りの英語で歌います。

Dolly Bakerが”A Hundred Years From Today”を歌い始めたのは、マキシンの歌を聴いてからです。ですから、いつも「マキシン・サリバンの歌を聞いて覚えた」と言って歌ったものです。

Joe Williamsもこの歌をよく歌ったが「ミス・マキシンサリバンがよく歌った歌」と前置きして歌ったのです。

マキシンは「ジャック・ティーガーデンが歌うのを聴いて覚えた」といって歌います。Victor Youngが1933年の作曲した歌です。Ned Washingtonの作詞です。

亡くなる前の年、1986年には東京で歌いました。Scott Hamilton 5 と富士通コンコードに出演したのです。その時の映像があります。

(2015/3/24)


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