歌とミュージシャンにまつわる話
Story of Songs and Musicians


(363) 小谷教夫死去74歳

ピアノの小谷教夫が2022年6月1日に亡くなりました。後輩の一泉ナオ子からの知らせです。

3月下旬に白血病が悪化し緊急入院、体調が悪かったといいます。

昔から、沢田靖司師匠が大きなパーティをやるときに、小谷さんをピアノに呼んでいました。この遺影は20年程前の霞が関ビル33階で開催したディナー・パーティの時に撮ったものです。随分、若いですね。

リトル・マヌエラは素人が歌ったり演奏したり楽しむ店で、ライブハウスではありませんが、ゲストデーという日は、皆さんに聴いて欲しいミュージシャン・歌手のライブをやっていますが、此処にも小谷教夫カルテット+リオ(vo)を呼んだことがありました。

われわれOZ SONSのフランチャイズ、神楽坂もりのいえには毎週小谷さんのピアノの日がありました。昔から身近なピアニストでした。


小谷教夫(pf)    大角一飛(bs)   リトル・マヌエラ 2015

マヌエラでの写真です。私が撮りました。小谷さん、何とも残念です。R.I.P.

(2022/6/2)


小谷教夫     一泉ナオ子

一泉ナオ子からの報告

昨日6月1日、ジャズピアニスト小谷教夫さん(享年74歳)が亡くなりました。奥様よりご連絡いただきました。3月下旬に白血病悪化により緊急入院された新宿区の国際医療センター血液病棟から1週間前に聖路加の緩和ケアに転院したばかりでした。

ジャズピアニストとして50余年のキャリアをお持ちの小谷さん。その演奏の音色は実に端正、知的情熱で奥深く、心に響くものでした。著書のジャズのアドリブ教本もロングセラーでお馴染みの方も業界には大勢いらっしゃると思います。お人柄は、物静かで、繊細で、ちょっと気難しくて、でも嘘のないロマンティスト。

私がジャズ界に入ってから21年間お世話になった尊敬する大先輩、本当にたくさんのことを教えてくださった恩人であり、近年は(僭越ながら)同朋でもあった小谷さん。もう一度一緒にプレイしたいねとおっしゃって下さっていました。

毎日メールや電話でやりとりしていましたが、昨日午後から突然連絡がとれなくなり、大変心配しており、まさかと思い奥様にお電話してみました。覚悟はしていたものの、余りに急で、その衝撃に身体の力が一気に失われています。

病院の方針でお会いすることも叶いませんのでまだ実感もわきませんが・・苦痛なく旅立たれたそうです。心よりご冥福をお祈りいたします。長い間本当にありがとうございました。ご葬儀は密葬だそうです。ジャズ界でのお別れ会が行われるようでしたら別途お知らせいたします。(6/2)


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