紀尾井清堂

楽友会の後輩、大久保嘉太郎君が「紀尾井清堂」と呼ばれる珍しい建物の写真を撮影に出かけた。

場所は、千代田区紀尾井町、赤坂見附から弁慶橋を渡り、清水谷の一番奥まで行った右角にある。

昔から、春になると、レストランのテラスでコーヒーを飲みながら、八重桜の並木をを眺めたものだ。

建築主:一般社団法人倫理研究所
設計・監理:内藤廣建築設計事務所、KAP(構造)、森村設計(設備)
施工:前田建設工業
竣工:2020年12月
敷地面積:537.56u
建築面積:369.23u
延床面積:1287.83u
規模:地下1階・地上5階
構造:RC造(一部プレストレストRC造、鉄骨造)

この建物の特徴は「用途未定」のまま建てられたものだという。

一番下の階には、3.11東日本大地震で津波に流されずに唯一残った陸前高田市の「奇跡の一本松」の根が展示されている。地震の前は、この地に7万本の松があったといいます。


 

 

 

  

この地の過去から現在


竣工は2020年12月