歌と歌手にまつわる話

(150) ジャック・ティーガーデン A Hundred Years From Today


Jack Teagardenl(1905-1964)

Jack Teagardenはバップ以前のトロンボーン奏者ですが、歌も歌い、数多くの作曲もしています。テキサス生まれで、Big-Tというニックネームで呼ばれます。

この写真は自筆のサインが入った写真で、ニューオリンズのショップで見つけたものです。長い間持っていたものですが、私の後輩でJazk Tをこよなく愛する杉作に進呈しました。額に入れて飾っていると言っています。

さて、Dolly Bakerが日本にいた頃、私に歌ってくれた歌の中に”A Hundred Years From Today”という歌がありました。ドリーはいつもマキシン・サリバンが歌うのを聴いて覚えたと言っていました。私がこの歌が好きなもので、会うたびに歌ってくれた歌です。身体に染み付くくらい聴きましたから時々思い出して歌っています。

古くはジャック・ティーガーデンが歌って有名です。ジャックTは珍しくこの歌をVerseから歌っています。Victor YoungとNed Washingtonが1933年に書いた古い歌なのです。
 

ジョー・ウィリアムスもこの歌を歌っていますが、「ミス・マキシン・サリバンがよく歌った歌で・・」と前置きをして歌っています。そのマキシン・サリバンが「ジャック・ティーガーデンが歌って・・」と紹介してから歌います。

まあ、日本の歌手ではほとんど歌っている人がいませんが、エセル・ウォータースもペギー・リーもドリス・デーも軒並み歌っています。(2012/5/17)

    


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