歌と歌手にまつわる話
Story of Songs and Singers

(226)  Ann Burton と Louis van Dijk


Ann Burton(1933-1989)

アン・バートンが好きな日本人は多い。彼女はオランダのアムステルダムで1933年3月に生まれた。アルバム「Blue Burton」は彼女の遅咲きのデビューアルバムで1967年のリリースである。選曲も

1. I Can't Give You Anything But Love
2. Go Away Little Boy
3. He Was Too Good To Me
4. But Not For Me
5. It's Easy To Remember
6. You've Changed
7. Good Life
8. In The Wee Small Hours Of The Morning
9. Sunny

と、誰もが聴きやすい曲ばかりだが、”You've Chainged”なんて渋い。

初来日は1973年ですが、4度来日して熱烈なファンが増えました。

ローラ・フィジィもオランダのジャズ歌手だが、そのお母さん格の歌手といってよい。第一、ローラ・フィジィのような生意気さはなく、昭和一桁の生まれらしく奥ゆかしく見える。

このレコードのバックはヴァン・ダイクのトリオでヨーロッパのジャズの本流を行く名伴奏と評判が高い。続けて、1969年にも「BALLADS & BURTON」という2作目のLPを出した。これもヒット作である。(2017/4/24)


Louis van Dijk(1941- )

 


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