カナユニ X'mas Party, 2004

元赤坂の老舗ジャズレストラン「カナユニ」では、オージーサンズは何度も飛び入りで唄わされたことがありますが、今年は、クリスマス・パーティで、鈴木史子 & OZSONSとスターライト・ジャンクションという親子のような組み合わせで、という話が夏の盛りのうちから出ました。

ご存知かなぁ。元赤坂というのは、皇太子殿下の住んでいる東宮御所の町名ですぞ。

カナユニのお料理には美味しいこと折り紙付きですが、シモジモにはブラックタイで会費D万G千、しかも60名限定というお贅沢なパーティで「高嶺の花」というやつです。われわれには15年か20年前の高度成長からバブルの時代が戻ったと錯覚をしてしまうほどです。

The Oz Sons at KANAYUNI, 2004.12.12

ちょっと、わかGのマイクのケーブルをよく見てください。これ以上伸びないのです。何ともうたいにくいのです。其れにひきかえ、くりGのマイクは長いケーブルが有り余っています。「取り替えてくれ」と言ったら、「だめ!」と首を振るのです。

「わかった!」どうやら、この黒いマイクの方が高級品なんでしょう。おまけに、前に出てくるので邪魔だっつーの。

「ほら、見てみなさい」

くりGは「ばち」が当たってストロボの光が届かないのです。

人に意地悪をしてはいけません、皆の衆。

根性の悪い奴は罰が当たる。

Starlight Junction(大上昌代、秋葉悦子、小林恵子、石神知永子)

スターライト・ジャンクションはメジャーの階段を登りつつあるようです。若いうちから年寄りの力の抜けた唄い方など真似してはいけませんよ。エネルギー溢れるステージを積み重ねることです。

ほらほら、黒いマイクは一番ケーブルが長いので、右端の石神が持っています。それをくりGは、一番左にいるくせに握って離さず!そうか、スタジャンには「意地悪」がいないのです。

また、言ってやった!

ビンゴで特賞の賞金を獲得した「運のいいお客さん、鈴木さん」をカブリツキに呼んで、お史とおー爺は「今夜の君はミスター・ワンダフル」と唄いました。なかなかの演出は、アイディアマンまこGの咄嗟の思いつきです。そのまこGはマイクケーブルだけしか写っていません。

おかしな一日でした。その2日後、哀れにもわかGは入院してしまいました。

カナユニ・サイト