木版「申」(1956賀状)

1956年ということは、中学3年のときです。4月には日吉駅の向こう側の高校に進学の年です。

結構地味なデザインだと思いませんか。おそらく、親父様に頼まれて彫った版画のようです。

この頃は書道の師匠についていました。師匠はとっくの昔に亡くなりましたが、期待された弟子だったようです。

字は形ではなく、筆の穂先の使い方なのです。そんなことをこんな年頃で会得していたのです。