ジャズと雑学
Jazz and Knowledges

(51) 油井正一の語り


油井正一(1924-1998)

ジャズ評論家、油井正一さんの名前はあちらこちらに登場するが、われわれの大先輩で昭和16年3月に慶應義塾の卒業である。これを書いている私が生まれて2ヵ月の時である。

油井さんの著書はユーモアが随所にちりばめられていて、まるで落語の本を読んでいるような錯覚を覚える。

ラジオでも、講談のような調子の解説は番組のファンを増やした。そんな解説を東芝EMIがレコードにして発売した。先日、白石の兄ちゃんが「いいものがある」と油井さんの語りと20数曲のさわりがレコーディングされているVol. 2のCDを貸してくれた。えらく懐かしい。

こんなものが出来ているとは知りませんでした。そこで、みなさんにも一寸だけおすそ分けしようという訳です。

 

https://youtu.be/L_TlMUKgrw4

油井さんは1998年に亡くなったが、その遺品が遺族から慶應義塾に寄贈された。膨大なジャズ資料を8年かかって整理し、一部は一般に公開しようと慶應義塾大学アートセンターに「油井アーカイブ」が出来た。音楽ジャーナリスト中川ヨウの骨折りのお蔭だ。ヨウちゃんは可愛い後輩だが、油井アーカイブ主催の「拡張するジャズ・講義編」という公開研究会をシーズン毎に開催している。わたしも三田の校舎で2回講義をしてきた。


わかG    中川ヨウ

(2015/12/5)


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